クラウドPBXの現状
2025-12-04 17:36:29

クラウドPBXの認知度向上、電話業務の現状を徹底分析

クラウドPBXの認知度向上に寄与する最新調査



トビラシステムズ株式会社の「トビラフォン Cloud」は、クラウド型ビジネスフォンとして多くの企業に利用されています。この度、同社は電話業務に関する実態調査を実施し、その結果が興味深いものであることが分かりました。調査対象は業務で電話を使用している方々で、全778名が回答しました。

固定電話依存のビジネス現場



調査によれば、使用されている電話の中で「固定電話」が最も多く、実に81.1%が使用していることが明らかになりました。続いて「社用携帯」が72.7%、クラウドPBXは17.9%との結果が出ました。この現状は、業務における電話の使い方に依然として固定されていることを示しています。特に注目すべきは、固定電話が依然として主流である一方で、働く場所の柔軟性が制限されているという点です。

電話業務の課題



電話を使用する際の課題には、不要な電話対応が業務を妨げているという回答が最も多く挙げられました。営業電話への対応や無駄な取次が業務の効率を下げているという実態が浮かび上がります。また、電話により働く場所が固定されることに対する不満や、勤務時間外の電話対応に関するストレスも指摘されており、ワークライフバランスの観点からも問題があると言えます。

通話内容の思い出し困難



興味深いのは、通話内容を思い出せず困った経験があるという回答が74.1%に上ったことです。このことは、効果的な通話記録や情報管理の重要性を示唆しています。さらに、多くの業務現場で通話内容を「手動でメモ」する方法が採られていますが、その割合は74.4%であり、昨年と比べると若干の減少傾向にあります。一方で、通話録音での記録が34.6%に増加しており、今後はより自動的かつ効率的な管理が求められるでしょう。

クラウドPBXの認知度向上



驚くべきことに、クラウドPBXの知識を持っていると答えた人は全体の53.6%に達しており、昨年の41.2%から大幅に増加しています。このことは、特にリモートワークの普及により、クラウドPBXに対する関心が高まっている証です。現在利用中の企業も43.8%に及び、過去に利用したことがある企業を合わせると55.4%にのぼります。

クラウドPBXの利点と懸念



クラウドPBXの主なメリットとしては、場所に問わず通話ができることが35.7%の回答を得ています。一方で、ランニングコストが高いという懸念を持つ企業も多く、39.4%がこの問題を挙げています。通話品質の不安定さや番号の引き継ぎができない点も懸念材料として存在しており、導入には注意が必要です。

結論



この調査結果から見えてくるのは、ビジネス現場において未だ固定電話が主流でありながら、その運用に対するさまざまな課題が浮上していることです。クラウドPBXの認知度が上がり、利用が進む中で、業務の効率化に向けた機能の普及も期待されます。今後の電話業務においては、これらの課題を解決し、より良い働き方を実現するための道筋を考えることが求められるでしょう。


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会社情報

会社名
トビラシステムズ株式会社
住所
愛知県名古屋市中区錦2-5-12パシフィックスクエア名古屋錦7F
電話番号
050-3612-2677

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