大分県の総合スーパー、資源循環に向けた新たな取り組み
大分県に拠点を持つ総合スーパー「トキハインダストリー」が、2025年1月29日より、県内の4店舗で資源循環サービス「PASSTO」を利用した不要品回収を始めます。この取り組みは、循環型社会の実現を目指し、地域住民が環境に配慮した行動ができるようサポートすることを目的としています。
PASSTOとは?
「PASSTO」は「次の人に渡す、未来へつなぐ」を意味する造語で、不要品を身近な場所で手軽に回収することを目的としたサービスです。このサービスを通じて、集められた衣類や雑貨、ホビー用品は、ECOMMITによってリユースされるか、リサイクルパートナーを介して資源化されます。回収率は約98%に達し、環境保護にも寄与することが期待されています。
実施店舗
トキハインダストリーは、以下の4店舗で「PASSTO」の収集ボックスを設置し、利用者から不要品の回収を行います。
- - あけのアクロスタウン:大分市明野東1丁目1−1
- - アムス大在店:大分市大在浜2丁目1番1号
- - 富士見が丘店:大分市富士見が丘西1丁目3番1号
- - 中津店:中津市大字大新田六番通276番(フレスポ中津北内)
回収対象商品
回収対象となる商品の例は以下の通りです:
- - 衣類:子供服、ジャケット、コート、シャツなど
- - ファッション雑貨・ホビー用品:ゲームソフト、フィギュア、ぬいぐるみ、バックパックなど
ただし、汚れやシミ、傷みのあるものや、水着、靴類などは対象外となる点に注意です。回収したものは、一度預けたら引き返すことはできませんので、注意が必要です。
地域社会への影響
今回の取り組みは、単に不要品を回収するだけでなく、地域住民に循環型社会の意識を根付かせる重要なステップとなります。トキハインダストリーとECOMMITは、今後も地域住民と共に「捨てない社会」の実現を目指し、サービスの拡充を図っていく考えです。
ECOMMITとトキハインダストリーの役割
ECOMMITは、不要品を回収・選別・再流通させる仕組みを構築しており、全国に循環センターを展開しています。さらに、データを活用してリユースやリサイクルの効率を高め、企業や地域における持続可能な社会の推進に寄与しています。また、トキハインダストリーは地域のお客様に対して、安心・安全・健康を提供することに力を入れています。
これにより、私たちの生活がより豊かで持続可能なものとなることでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。