新造船「蓉翔丸」
2025-11-25 14:41:03

新造船「蓉翔丸」の進水式が広島で盛大に行われました

新造船「蓉翔丸」の進水式



2023年11月21日、広島県尾道市にある内海造船株式会社因島工場にて、株式会社フジトランス コーポレーションが新造船「蓉翔丸」の命名・進水式を華やかに執り行いました。この新しい船舶は、現在運航中の「蓉翔丸」の代替として設計されており、2026年春より名古屋港、仙台港、苫小牧港を結ぶ航路に就航する予定です。

船舶の特長



新造船「蓉翔丸」は、最新の技術を駆使しており、艙内は7階層にわたる構造となっています。この設計により、船首部分が従来の船舶よりも平坦な形状になっており、積載面積が大きく増加。これにより、より多くの荷物を効率的に運ぶことが可能になります。

さらに、ベッカーツイストフィンの採用により、プロペラの旋回流によるエネルギーロスを無駄にせず推力に変換します。これにより、燃料効率が向上し、CO₂排出量を約20%削減できる見込みです。これらの工夫は、環境への配慮とともに、運航コストの低減にも寄与します。

船名の由来



「蓉翔丸」という船名には、特別な意味が込められています。富士山の雅称である「芙蓉峰」の「蓉」を取り、お客さまと株式会社フジトランスが共に成長し、飛翔していくことへの願いを表現しています。この名前は、同社のファンネルマークにも使われており、ブランドの象徴とも言えるでしょう。

モーダルシフトの推進



株式会社フジトランスは、モーダルシフト(輸送手段の組み合わせによる効率的な物流)の推奨を行っており、内航輸送を通じてお客さまとの共栄を目指しています。「蓉翔丸」は、この取り組みをさらに加速する存在になるでしょう。特に、今後の環境問題がますます重要視される中で、CO₂排出量の削減は、企業の社会的責任として欠かせない要素となります。

まとめ



「蓉翔丸」の進水式は、未来の内航輸送を見据えた重要な一歩として位置付けられています。今後、この新造船がどのように活躍するのか、そしてフジトランスがどのように更なる成長を遂げるのか、目が離せません。船舶の運航開始が待望される中、多くの期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社フジトランス コーポレーション
住所
愛知県名古屋市港区入船1丁目7番41号
電話番号
052-653-3111

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