「BASE」の調査結果
2025-11-26 15:51:28

「BASE」ネットショップオーナーズ調査2025、意外な結果が明らかに

「BASE」ネットショップオーナーズ調査2025が示す運営実態



BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービス「BASE」は、2025年におけるオーナーズ調査の結果を発表しました。この調査は、「BASE」を利用するショップを対象に、ネットショップの開設や運営状況を探ることを目的としています。今回は、その結果を詳しく見ていきましょう。

オーナーズ調査の目的と方法



この調査は、ショップオーナーの活動を支援し、その数値や実態を多方面に発信することで、SMB(スモール・ミディアム・ビジネス)市場の活性化に寄与することを意図しています。調査期間は2025年10月23日から11月2日で、1,083件の有効回答を得ています。

調査結果の概要



ショップの運営体制


調査結果によると、ネットショップの運営体制はおおよそ71.5%が「個人」であり、残りの28.5%が「法人」となっています。このうち4名以下の小さなチームで運営されているショップが99.3%を占めるとのこと。特に、77.4%が1名で運営しています。

これは、現在のネットショップ運営者のほとんどが少人数で営業していることを示しています。開設時点での運営形態と比較すると、法人化が進んでいるショップもあるようです。

開設資金の実態


調査においても驚くべき結果が。本調査では、約25%のショップがネットショップ開設時の資金を「0円」と回答しています。さらに、開設資金の約70%が「10万円未満」とされており、開設の敷居が非常に低くなっていることを示しています。これにより、個人が気軽にネットショップを開ける環境が整っていると言えます。

SNSの活用状況


販売促進の手段として、61.3%のショップが「SNSでの情報発信」が効果的だったと述べています。その中でも、「Instagram」は依然として最も活用されるSNSプラットフォームであり、90%のショップが利用しています。

越境ECへの関心


さらに、海外市場にも目を向けるショップが多く、68.6%のショップが越境ECに興味を持っている結果となりました。しかし、この興味にも関わらず、73.7%のショップが「対応が大変だと感じる」と回答していることも明らかとなりました。具体的には、国際配送や返品対応に関する課題が多く、実行に移す際の障害となっています。

AIの活用と今後の展望


加えて、ネットショップ運営にAIを活用するショップは約半数の48.6%にのぼり、特に「文章作成」に活用したいという回答が多く見受けられました。このように、AIの技術を取り入れることでショップ運営の効率化を図る動きが見られます。

ショップオーナーの働き方


また、オーナーたちの働き方にも注目が集まる結果となりました。「本業」として運営しているショップが52.9%を占め、「副業」として運営するショップも47.1%という状況です。好きなことを仕事にしたいという願望が、ショップを開設する大きな原動力になっていると考えられます。

総括


以上の調査結果から、「BASE」を利用するネットショップオーナーの多様性とその挑戦の姿勢が浮き彫りになりました。「BASE」は、今後もこれらのデータを活用し、ショップオーナーが自身のビジネスを展開する際のサポートを強化していく予定です。さらに、個人やスモールチームが新たな経済の創出に貢献できる場を提供し続けていきます。

今後も、具体的な心理的な障壁の軽減や、運営の支援をさらに強化することで、より多くのショップオーナーが成功しやすい環境を整えていくことが期待されています。それぞれのショップが持つ独自の魅力を、積極的に発信・実現できるよう支援を続ける「BASE」の姿勢に注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

会社情報

会社名
BASE株式会社
住所
東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー 37F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。