原田産業、ISCC PLUS認証の取得
2026年2月23日、原田産業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:原田 暁)がCollecting Point(収集拠点)として国際的な基準であるISCC PLUS認証を取得した。この認証は、使用済みプラスチック材料の回収と管理において、新たなステージを迎えることを示している。
ISCC PLUSとは何か
ISCC PLUS(International Sustainability and Carbon Certification PLUS)は、廃棄物やリサイクル材料のトレーサビリティを確保するための国際的な認証制度である。これにより、さまざまな代替原料の供給チェーンが正確に管理されることが保障される。認証を受けた事業者には、収集拠点(Collecting Point)、処理施設(Processing Unit)、取引業者(Trader)、最終製品精製(Final Product Refinement)などの役割がある。
原田産業のCollecting Pointとしての役割
原田産業が収集拠点としての役割を担うことで、使用済み材料を収集し、適切に管理することが可能になる。収集された材料は、ISCC PLUS認証を持つ企業に供給され、円滑にリサイクルプロセスを行うことができる。具体的には、以下の活動を通じて、持続可能なサプライチェーンの確立に貢献することを目指している。
1. 使用済み製品の回収
2. 回収した材料の適切な管理
3. ISCC認証リサイクル企業への供給
4. 材料のトレーサビリティ確保と管理
認証取得の背景と企業の思い
今回の認証取得は、食品衛生管理のエキスパートたちで構成される「フードセーフティーチーム」が中心となって進めてきた作業の結果である。このチームは、異物混入を防ぐ衛生資材や作業効率を向上させる製品を開発する一方、HACCPに基づいた衛生管理を一元化するIoTサービスも提供している。
チームは、衛生資材の廃棄が少なからず顧客の負担や環境への影響を与えることに課題意識を持ち、解決策を模索してきた。その一環として、使用済み衛生資材のケミカルリサイクルを試み、油化リサイクルサービスを開始したのもこの思いからである。
ISCC PLUS認証取得が、これまでの努力の成果であり、今後の持続可能な運営の基盤となるだろう。原田産業は、商社として多くの業界と協力し、循環型社会の実現に向けた多様な取り組みを推進していく。
原田産業について
原田産業は、2023年に創業100周年を迎えた老舗の商社である。造船、建設、医療、介護、食、エレクトロニクスなど幅広いジャンルにわたり商品やサービスを提供している。企業理念として「社会課題の解決」を掲げ、2020年からは本格的にサステナビリティ活動をスタートさせ、自社製品のカーボンフットプリントを計算するなどの取り組みを行っている。2025年には、SBTi(科学的根拠に基づく短期目標)から認定を受ける予定で、その活動はさらなる展開が期待される。
まとめ
原田産業のISCC PLUS認証取得は、持続可能な社会づくりへ向けた重要な一歩であり、多くの事業者との連携を通じ、リサイクル活動が円滑に進むことを夢見ている。今後の活動に期待が寄せられる。さらに詳しい情報は、原田産業の公式ウェブサイトを参照してほしい。