映画資料アーカイブサミット2025開催のご案内
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)による「全国映画資料アーカイブサミット2025」が、2025年1月24日(金)にオンラインで開催されることが決定しました。本サミットは、年々高い注目を集め、多くの参加者が集まるイベントとなっています。
開催の背景と目的
今回のサミットは、国立映画アーカイブの「令和6年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として実施されます。この試みは、歴史的および文化的な価値のある映画関連の資料が消失しないよう、アーカイブの構築や保存、そして活用促進を図ることを目的としています。日本の映画文化を支えるための重要な取り組みです。
プログラムの概要
今年のサミットは、参加者が多様なプログラムを通じて映画資料アーカイブの重要性を学び、議論を深める機会を提供します。主要なプログラムは以下の通りです。
開会式と報告
イベントは13時から始まり、事務局の挨拶が行われます。その後、アーカイブ中核拠点形成モデル事業の概要について報告されます。
セミナー・講演
1部では、デジタルアーカイブ構築における著作権についてのセミナーが開催され、著名な法律家が講師を務めます。
続いての報告では、映画資料をめぐる国立映画アーカイブの新たな取り組みについて発表されます。これにより、参加者は最新の情報を手に入れることができます。
特別報告
その後、映画資料展に関する3つの現地報告が行われる予定です。映画のレシピや、山口市における映画館の歴史、さらには映画衣装デザイナーに関するコレクション展についても触れられます。
休憩を挟んでセミナー
午後からは、特撮資料の保存に関する講義が行われ、特に「須賀川特撮アーカイブセンター」に注目が集まります。講師には、アニメ特撮アーカイブ機構の事務局長が務めます。
そして最後のセミナーでは、映画資料アーカイブの重要性についての講演が行われ、業界の専門家がその必要性について詳しく説明します。
参加方法
本サミットは事前登録制で、定員は500名です。参加費は無料で、1月23日(木)17:00までに申し込む必要があります。応募者には、後日視聴用のURLが送付されます。申し込み後、URLの共有はできませんので、ご注意ください。
参加場面の考慮
サミットはZoomを通じて行われるため、参加者は自宅やオフィスなど、自身の視聴環境での参加が求められます。昨年度の収録動画も公開されているので、事前に視聴しておくとより理解が深まるかもしれません。
お問い合わせ
参加に関する詳細は、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)の事務局までお問い合わせください。イベントに関心がある方は、ぜひ申し込みをお勧めします。映画資料の未来について共に考える貴重な機会をお見逃しなく!