シリコンスタジオがCEDEC2024登壇
2024-07-02 16:18:52

シリコンスタジオ、CEDEC2024で3名の登壇者が次世代CG技術を発表!

シリコンスタジオ、CEDEC2024で3名の登壇者が次世代CG技術を発表!



エンターテインメント業界を中心に、自動車、映像、建築など、幅広い分野でデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開するシリコンスタジオ株式会社は、2024年8月21日(水)から23日(金)に開催される「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2024(CEDEC2024)」にて、3名の登壇者が公募セッションに採択され、最新のCG技術を発表します。

CEDECは、ゲーム開発者向けの国内最大規模のカンファレンスです。毎年、エンジニアリング、プロダクション、ビジュアルアーツなど、さまざまな分野の専門家が集まり、最新の技術やノウハウを共有しています。シリコンスタジオは、そのCEDEC2024で、以下の3つのセッションを発表します。

# 1. 次世代NPRの輪郭線表現に迫る!リアルタイムベクトルストローク生成手法 StrokeGen を徹底解剖



  • - 発表者: テクノロジー事業本部 研究開発室 川口 龍樹
  • - 日時: 8月21日(水) 15:00 〜 16:00

リアルタイムのベクトルストローク描画は、従来の輪郭線手法では実現できなかった表現を実現する可能性を秘めています。本セッションでは、シリコンスタジオが開発したリアルタイムベクトルストローク生成手法「StrokeGen」のアルゴリズムを詳しく解説します。StrokeGenを用いることで、どのような表現が可能になるのか、ゲームでの活用における課題と対策、アニメなどのオフラインの輪郭線表現との比較などを紹介します。

# 2. リアルタイム光学エフェクトの深淵へ~究極表現への道と位置~



  • - 発表者: テクノロジー事業本部 研究開発室 室長/フェロー 川瀬 正樹
  • - 日時: 8月21日(水) 16:40 〜 17:40

リアルタイムCGにおけるポストエフェクトは、近年大きく進化していますが、実写レベルの表現にはまだ到達していません。本セッションでは、実写レベルの光学エフェクトを実現するために必要な要素を明らかにし、追加負荷の少ない実装手法とその結果を紹介します。また、将来実現可能な表現や、残された課題の解決技術についても展望を語ります。

# 3. リアルタイム機械学習レンダリングのアプローチ:ポリゴン描画による形状安定性とニューラルネット画像生成による高品質性を両立する手法



  • - 発表者: テクノロジー事業本部 研究開発室 ヘルツベルユ フレドリック
  • - 日時: 8月23日(金) 16:40 〜 17:40

機械学習を用いたリアルタイム描画技術として、三角形メッシュのレンダリングと機械学習画像生成を統合した新しいアプローチを紹介します。本セッションでは、実装の詳細な議論を通して、形状安定性と画像品質を両立する手法について解説します。

これらのセッションを通して、シリコンスタジオは、ゲーム開発者だけでなく、CG技術に関心のある幅広い層に向けて、最新のCG技術の動向や可能性を共有します。CEDEC2024への参加は有料となります。詳細は公式サイトをご確認ください。

シリコンスタジオについて



シリコンスタジオは、ゲーム開発スタジオ向けに加え、自動車、映像、建築など、さまざまな業界向けに3DCG技術を提供しています。ゲーム業界で培った3DCG技術を他業種にも展開できることが強みです。

自社開発によるミドルウェアは、世界中の数多くのAAAタイトルに採用されています。Unreal EngineやUnityなどのゲームエンジンを活用した非エンターテインメント領域においても、企画、設計、開発、運用まで、ワンストップで対応可能な体制を構築しています。

シリコンスタジオは、CG業界をリードするソリューションプロバイダーとして、顧客の課題解決はもちろん、付加価値のあるアウトプットの提供を目指しています。

※ 記載されている名称は各社の商標または登録商標です。


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