ANAグループによる「しあわせの花 すずらん」贈呈式
今年、ANAグループの恩恵を受けて、第70回目となる「しあわせの花 すずらん」の贈呈式が東京の日本赤十字社医療センターで開催されることが決まりました。このイベントは、病院や福祉施設など日本全国51か所の赤十字施設にすずらんの花としおりを寄贈するもので、患者の皆様に「しあわせ」や「幸福の再来」をもたらすことを目的としています。
すずらんの贈呈は、昭和27年に岩手県の青少年赤十字団が始めた取り組みです。彼らは自ら摘んだすずらんをもって病室を回り、入院患者を元気づけました。この活動はその後も引き継がれ、昭和31年からはANAグループが長年にわたり協力してきました。そして今年は、第70回目を迎える特別な年となります。
贈呈式の詳細
贈呈式は令和7年5月20日(火)の14時から14時30分に、医療センターの1Fで行います。その前には集合時間が13時40分に設定され、正面の守衛室付近で待機します。
プログラム内容
- - ANA代表の挨拶:ANAホールディングスの社長である芝田浩二様からのメッセージ。
- - すずらんの花としおりの贈呈:日本赤十字社の代表との共に贈呈が行われます。
- - 患者様への直接贈呈:ANAの客室乗務員から患者様へ、すずらんの花としおりが手渡される予定です。
取材に際しては、撮影場所や時間については係の指示に従うようにしてください。また、病院内ではマスクの着用が求められますのでご留意ください。
過去の贈呈式の様子
この贈呈式は70年の歴史を持ち、全国での活動の中に多くの感動の瞬間がありました。例えば、昭和36年には香川・高松の赤十字病院で、ANAの客室乗務員たちが受け取る看護師の姿が思い出されます。さらには、昭和62年の熊本赤十字病院における贈呈の様子では、地域の人たちの温かな交流も見逃せません。
今後の期待
70回目という節目の年に、ANAグループと日本赤十字社が強力に協力し合い、すずらんの贈呈を通じて一日も早く患者様の回復を願っています。これからも続くこの活動が、さらなる幸せを運ぶことを期待しています。
取材希望の方は、事前に指定されたフォームより申込みを行い、ぜひこの特別な瞬間を共にしていただきたいと思います。オンラインでの申し込み締切は5月16日(金)正午までです。協力をいただけたら幸いです。