越前がに漁解禁！特製会席料理で至福のひとときを

福井県坂井市の「休暇村越前三国」では、待望の越前がに漁が解禁され、11月7日より「越前がに活蟹料理極魅（きわみ）コース」が楽しめます。このコースには、贅沢に活蟹を2杯使用した料理が用意されており、まさに海の幸の極みを体験できる贅沢な食事です。

越前がにの魅力とは？

越前がにとは、福井県の三国港や越前港などで水揚げされるズワイガニの一種です。その歴史は古く、古事記にも登場するほどで、特に三国港で水揚げされるものは、1922年から皇室に献上される栄誉を持つ特別な蟹なのです。

越前がには、その証として農林水産省が進める地理的表示保護制度に登録された黄色のタグが特徴で、その鮮度と品質が保証されています。越前がにの漁期は、11月6日から翌年3月20日までと短いため、この季節を見逃さずにお楽しみください。

三国港市場でのセリ見学

また、坂井市三国町には、2022年に改修された三国港市場があり、そこでのセリ見学もおすすめです。競り人の胸元に取り付けられたライブカメラによって、リアルタイムで競りの様子を見ることができ、仲買人たちの熱気を感じることができます。これにより、市場が身近に感じられる新しい形の観光体験が提供されています。

極魅コースの詳細

「越前がに活蟹料理極魅コース」は、1日限定30食の特別メニューで、提供期間は2025年11月7日から2026年3月22日までです。このコースに含まれる料理は、

- 活蟹の姿茹で（約400～450g）
- 花咲く活蟹のお刺身
- かに味噌甲羅焼き
- 炭火焼きのカニ
- かに天ぷら
- かにすき鍋
- かに雑炊

など、全7品で構成されています。料金は入湯税別で53,500円（税込）と、贅を尽くした内容ながらも特別感が際立つ一品です。

美食都市アワード2025の受賞

坂井市は、美食都市アワード2025を受賞した地域でもあり、地域独自の美食文化や食を通じたまちづくりが評価されました。日本海に面した豊かな自然に恵まれた坂井市では、越前ガニや甘エビ、地元の伝統食材を活かした料理が地元住民だけでなく観光客にも高く評価されています。さらに、地元食文化を活かした取り組みが進められることで、地域の魅力はますます高まっています。

休暇村越前三国の魅力

休暇村越前三国は、日本海沿いの高台に位置し、すべての客室やレストラン、露天風呂から日本海の美しい景色を楽しむことができます。ここは、「自然にときめくリゾート」のコンセプトを掲げ、地元の食材を取り入れた料理や地域の自然、文化、歴史とのふれあいプログラムを提供しており、訪れる人々に心温まる体験を提供しています。