飲食店利用者のキャッシュレス決済実態調査:約65%がキャッシュレス決済の可否をチェック!
アルファノート株式会社が実施した「飲食店利用者のキャッシュレス実態調査」によると、飲食店で最も利用されている支払い方法は、クレジットカード決済やQRコード決済などのキャッシュレス決済で、全体の85%を占めています。現金払いは全体の15%にとどまりました。
年代別で見ると、クレジットカード決済とデビットカード決済は60代が最も利用率が高く、QRコード決済はどの年代もほぼ同じ割合で利用されています。電子マネー決済は60代での利用率が低く、それ以外の年代では均等に利用されています。現金払いは50代が最も多く、20代でも高い割合が見られました。
現金払いの理由は「使いすぎ防止」が65%
現金払いを選択した理由として、「使いすぎ防止のため」と回答した人が約65%と最も多く、クレジットカード決済の翌月以降の引き落としによる使いすぎや収支管理の複雑さを懸念していることが分かります。
飲食店選びでキャッシュレス決済の可否をチェックする人は約65%
「飲食店選びの際にキャッシュレス決済ができるかどうかチェックする」と回答した人は全体の約65%という結果でした。これは、現金を持ち歩かない人が全体の3割~4割程度いると考えられることから、そのような人たちが特にキャッシュレス決済の可否をチェックしていると考えられます。
キャッシュレス決済が利用できない飲食店へのイメージ
キャッシュレス決済が利用できない飲食店の印象について、自由記述方式で回答を求めた結果、「特になし」が約29%、「古い・時代遅れ」が22%という結果でした。
コメントの内容から、現金払いを好む人や、経営状況などを考慮する人、キャッシュレス化の進展を期待する人など、様々な意見があることが分かりました。
まとめ
今回の調査では、飲食店におけるキャッシュレス決済の需要が非常に高いことが明らかになりました。一方で、使いすぎ防止や管理のしやすさから現金払いを選択する人も一定数存在しており、現金を含む多様な支払い方法に対応することが重要です。
様々なキャッシュレス決済サービスに対応することで、顧客の支払いニーズに応え、機会損失を防ぎ、顧客満足度を高める効果が期待できます。
参考情報
アルファノート株式会社:https://www.alpha-note.co.jp/
調査結果詳細:https://media.alpha-note.co.jp/020001