四足歩行ロボットの未来
2024-11-07 23:34:03

GMO AI&ロボティクス商事が四足歩行ロボット普及の合意を三菱商事と締結

四足歩行ロボットの未来を切り拓くGMO AI&ロボティクス商事の取り組み



2024年11月7日、GMO AI&ロボティクス商事株式会社(以下、GMO AIR)は、三菱商事株式会社と基本合意書を締結しました。これは、Ghost Robotics社が開発した次世代型四足歩行ロボット「VISION 60 Q-UGV®」の普及を目指すものです。三菱商事が日本における独占販売代理権を持つこのロボットを、GMO AIRが扱うことで、顧客開拓やサービス開発を進めていきます。

合意の背景と目指すもの



GMO AIRは、AIとロボットの総合商社としての役割を果たし、国内外からロボットを調達する体制を整えています。インターネットインフラや金融機能などのGMOインターネットグループの強みを生かし、お客様に対して新たなソリューションを提供していく方針です。特に、人手不足が進む現代社会において、これらのロボットがどのように貢献できるかが大きな注目を集めています。

「VISION 60 Q-UGV®」には多くの機能が備わっており、警備や危険な場所での点検作業、さらには物流や災害対応など、様々な分野での活用が期待されています。このロボットは、遠隔操作や自律行動が可能で、約10kgの荷物を運ぶことができ、最高速度は時速10kmに達します。また、情報はリアルタイムで共有され、機動性と効率性を兼ね備えた設計がなされています。

今後の展望



GMO AIRは、三菱商事との協業を通じ、様々な業界のニーズに応えるべく、「VISION 60 Q-UGV®」を活用した新しいサービスパッケージの開発を目指しています。まずは警備や点検作業を中心に実証実験を行い、その結果を元に各分野への普及を進める考えです。

また、GMO AIRはAIやロボットの導入を支援し、効率化と自動化を推進することで、人口減少や高齢化に伴う社会課題の解決に寄与したいとしています。

企業情報



GMO AIRは2024年6月に設立されたばかりですが、AIやロボット事業に関しては豊富な経験を持つGMOインターネットグループの一員です。グループ全体で、インターネットインフラサービスや金融業務を駆使し、持続可能な未来に向けたソリューションの提供に務める姿勢を示しています。

さらに、三菱商事はエネルギーや材料から社会インフラ、食品産業に至るまで多岐にわたる事業を展開しており、両社の協業は新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待されています。今後、どのようにこの四足歩行ロボットが様々な分野で活躍し、人々の生活を便利にしていくのか、引き続き注目が集まっています。

日本のロボティクス市場における先駆者となるために、GMO AIRと三菱商事の挑戦は今後も続くでしょう。


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会社情報

会社名
GMOインターネットグループ
住所
東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555

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