NJSSの新機能「資料内全文検索」がもたらす革新
入札業務に関わる方々に朗報です。株式会社うるるが提供する入札情報速報サービス「NJSS」(エヌジェス)に新たな機能が追加されました。それが「資料内全文検索」です。この機能は、従来の案件名による検索方法に加え、入札案件に添付されている公示書、仕様書、その他の関連資料までが検索対象になります。これにより、入札業務を担う担当者は、より効率的に目的の案件を探し出すことができるようになります。
入札市場の現状
入札市場の規模は約25兆円と巨大で、国家予算の約五分の一を占めています。この大規模な市場の中で、中小企業が入札に参加する機会も増加しており、それに伴い企業はスピーディーに自社に合った案件を探し出す必要性が高まっています。そのため、NJSSは新たな検索機能を実装することで、ユーザーのニーズに応える形で進化を遂げました。
新たな機能「資料内全文検索」の特徴
1. 幅広い検索対象
従来の案件名検索に加え、入札案件に添付されている公示書、仕様書、その他関連資料も検索可能となります。これにより、例えば「物品名」や「商材のメーカー名」といった具体的な情報も簡単に探し出せます。その結果、効率的に案件を絞り込むことができ、従来よりも時間を短縮することが可能です。
2. 柔軟な検索設定
「資料内全文検索」では、案件名と資料に対する検索キーワードを個別に設定することができ、対象ごとに異なる組み合わせのキーワードを使用することで、高精度な検索を実現。これにより、必要な情報を迅速に手に入れることができるようになります。
3. 過去のデータ活用
新機能では、これまでの入札案件の資料も検索対象となっているため、過去の情報を基にした詳細な分析や市場の傾向を把握することが可能です。これにより、戦略的な判断を行う際にも大いに役立ちます。
開発者からのメッセージ
株式会社うるるGovtech事業本部で開発を担当した笹川歩氏は、「お客様からより深い情報を求められる中で、資料内全文検索機能を開発しました。これにより、物品名や商材の型番といった具体的な情報を元に的確な案件を探し出すことができます」と述べています。さらに、「検索の柔軟性と使いやすさを追求し、業務効率を向上させることに取り組んでいきたいと思っています」と、今後のサービスの改良について触れています。
まとめ
「NJSS」は、入札業務における様々な課題に対する解決策を提供することで、業務のDXを推進し続けます。中小企業を含む多くの企業の入札マーケット参入を支援し、透明性と公平性のある入札を実現するための貢献を続けていく所存です。今後もIT・AI技術の進化を取り入れたサービス改善に注力し、皆様の業務のさらなる効率化を図ります。
公式ウェブサイト:
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