SES業界における生成AI利用の実態調査
INSTANTROOM株式会社が運営するフリーランスエンジニア・ITフリーランスの案件検索サイト「フリーランスボード」では、SES企業・フリーランスエージェントに所属する130名を対象に『生成AI活用に関する実態調査』を実施し、その結果を公表しました。この調査は業界の生成AIの利用状況を明らかにし、今後の展望を示すものです。
生成AIが業務インフラとして浸透
調査の結果、生成AIがSES業界で個人の裁量を超え、企業が予算を計上して導入する「業務インフラ」としての地位を確立していることが明らかになりました。特に、生成AIの導入については、84.6%の企業が何らかの形でそのコストを負担していることが確認されました。
有料プラン利用率と費用負担
具体的には、フリーランスエンジニアの約74.6%が会社全額負担で、10.0%は部分的に会社が補助しているため、合計すると84.6%の企業が生成AIの費用負担を行っていることがわかります。個人負担はわずか8.5%で、業界全体が生成AIを積極的に取り入れる姿勢が見て取れます。また、有料プランの利用率は70.0%に達し、コストの多くは「4,000円〜8,000円」と報告されています。
人気の生成AIツール
調査結果によると、SES業界において最も利用されている生成AIツールは「Gemini」で78.5%、次いで「ChatGPT」が75.4%の利用率を示しています。これにより、GeminiとChatGPTはSES・フリーランスエージェント業界の主要なAIサービスとして定着していることが確認されました。さらに、多くの回答者が複数のAIサービスを使い分けていることもわかり、用途に応じた適切な選定が広がっていることが示唆されています。
品質向上と今後の活用意向
特筆すべきは、95.4%の回答者が生成AI活用によって「品質向上」を実感している点です。単なる効率化ツールとしてだけでなく、アウトプットの質を高める役割を果たしていることが浮き彫りになりました。さらに、業界全体で今後の生成AIの活用を拡大したいとの意向が示され、全員がその姿勢を持っていることも注目されます。
調査の概要
この調査は2025年12月22日から24日までの期間に実施され、SES企業またはフリーランスエージェント企業に所属する130名を対象にインターネット上で行われました。調査結果は、今後のSES業界における生成AIの利用動向を示す重要なデータとなっています。
フリーランスボードについて
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