奥村印刷、革新的なブランド『Link Stage』を発表
奥村印刷株式会社は、東京都北区を本社とする印刷会社で、長年にわたって高品質な印刷物の提供に注力しています。最近、彼らは新たなブランド『Link Stage(リンクステージ)』の始動を発表しました。このブランドは、紙媒体とデジタル技術を融合させることを目指しており、今後シリーズ製品の展開が期待されています。
その第一弾として登場するのが、従来のプラスチック製NFCカードの環境負荷を軽減するために開発された、「Smart Meishi(スマート名刺)」です。この製品は、2026年1月に販売が開始される予定です。
環境への配慮
「Smart Meishi」は、特許出願済みの技術を基に設計されており、ICタグを紙で圧着した独自の構造を持っています。このデザインにより、使用した後に紙とNFCタグを簡単に分けることができ、リサイクルが可能です。プラスチック製品による環境問題への対応として、リサイクルしやすい製品を提供することに貢献しています。
さらに、名刺の印刷に使用される電力は全て再生可能エネルギーでまかなわれており、製造過程においても地球に優しい配慮がなされています。
高い利便性と多様な活用方法
「Smart Meishi」の利便性も見逃せません。ユーザーは、NFCカードをスマートフォンや専用リーダーにかざすだけで、Webサイトや動画などのデジタルコンテンツに簡単にアクセスできるため、QRコードを用いる必要がありません。また、企業名刺としての利用に加えて、社員証やイベントチケットの認証、商品情報提供ツールといった多様な商業シーンでも活躍することが期待されています。
生産性の向上とカスタマイズ
この新製品は、バリアブル印刷に対応しているため、名刺一枚一枚に異なる情報を短期間で印刷することが可能です。大量発注の際でも迅速な納品が期待されることに加え、少数注文にも柔軟に対応し、社名やロゴの印刷をオーダーメイドで行うことができます。
革新的なデザイン
さらに、デザイン面でも工夫が凝らされており、ICチップが内包されているように見えるビジュアルデザインは、見栄えにも拘っています。芸術性と機能性を両立させたこの製品は、名刺の新しい在り方を示唆しています。
環境問題への取り組み
従来のプラスチック製NFCカードが環境問題を引き起こす大きな原因であることを受けて、奥村印刷は「リサイクル可能な製品を作ろう」という発想から「Smart Meishi」の開発に着手しました。この独自の圧着技術により、NFCタグと紙層を容易に分別可能にしたことは、環境への配慮を大いに促進するものであり、社会的なニーズにも応える製品となっています。
価格と販売情報
「Smart Meishi」の販売開始は2026年1月から予定されており、名刺50枚(Ntag213使用)あたりの価格目安は6,800円(税別)です。詳細な仕様についてはお見積りが必要となります。
奥村印刷株式会社について
1947年創業以来、地域に根ざした経営を続けてきた奥村印刷は、環境に優しい印刷技術の開発に専念しています。持続可能な社会の実現を目指し、様々なエコ商品を提案し続ける中で、近年では「beak」ブランドの「折り紙食器」といった新しいアイデアも生まれています。
本件に関する問い合わせ先
奥村印刷株式会社 コミュニケーションプロデュース本部
担当:富沢・沖田
住所:〒114-0005 東京都北区栄町1-1
代表電話:03(5390)6211
Eメール:
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