電気通信番号の犯罪利用対策を議論するワーキンググループ
総務省の情報通信審議会は、電気通信番号の犯罪利用に対する徹底した対策を講じるため、8月22日に第6回ワーキンググループをオンラインで開催します。この会合では、事業者の取り組みにおける規律の方向性や報告書の骨子について議論が行われます。
会議の目的
近年、電気通信番号が悪用される事例が増加しており、その対策が急務となっています。特に、犯罪者が先進的な通信技術を利用して不正行為を行うケースが多くなっており、これに対処するための法的なフレームワークやガイドラインが必要です。
このワーキンググループは、その取り組みの一環として、事業者が今後どのように活動すべきかについての指針を定めることを目指しています。また、これまでの研究成果を踏まえた報告書の草案も議論される予定です。
議題について
会議では以下の議題が予定されています。
1.
事業者の取り組みに関する規律の方向性(案)
事業者がどのようにして電気通信番号の適正な利用を推進できるか、そのために必要な規律についての提案が行われます。
2.
報告書骨子(案)
これまでの議論を基にした報告書の骨子が提示され、今後の方針が決定されることとなります。
3.
その他
参加者からの意見や質問なども受け付けて、柔軟な議論を行う予定です。
傍聴に関する情報
このワーキンググループは、傍聴を希望する人々に対してオンラインでの参加を促しています。傍聴を希望する方は、令和6年8月21日までに登録フォームを通じて申し込みが必要です。
傍聴登録をしなかった方が参加することはできないため、注意が必要です。また、参加希望者が多数の場合には、傍聴人数に制限がかかる可能性があります。
お知らせ
会議では、以下のような注意事項が求められています。
- - 静粛にし、他の参加者への配慮を忘れないこと
- - 録音や録画は基本的には禁止とされるため、注意が必要です
この方針は、円滑な進行を保証するために重要です。
連絡先
会議についての問い合わせは、総合通信基盤局電気通信事業部までお問い合わせください。連絡先は、電話03-5253-5859、メールは指定の形式での送信になります。また、具体的な議題や意見については、随時お知らせする予定です。
このように、非常に重要な議題が並ぶ今回のワーキンググループの開催は、今後の電気通信業界にとって大きな意義があるものとなるでしょう。我々は、持続可能な通信環境を築くためにも、このような取り組みに積極的に参加していく必要があります。