鳴門教育大学がいじめ防止支援プロジェクトを展開
鳴門教育大学は2015年に設立した「いじめ防止支援機構」を通じて、いじめ防止に向けたさまざまな支援活動を行ってきました。今回、いじめが深刻化している社会の中で、さらなる支援を拡充するために寄附型クラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトでは教員研修や教育支援を行い、きめ細かな対応策を提供することを目指しています。具体的な支援内容や活動計画について詳しく見ていきましょう。
プロジェクトの概要
概要
- - 目標金額: 1,000,000円
- - 期間: 2025年7月31日まで
- - クラウドファンディングサイト: こちらをクリック
このプロジェクトでは、全国で増加するいじめの重大事案に対処し、学校教育における安全な環境づくりを行います。地域の教育者や保護者の方々にも参加していただき、このプロジェクトの活動を広めていくことが求められています。
鳴門教育大学の取り組み
いじめ防止を目的とした「いじめ防止対策推進法」が2013年に施行され、全国の教育機関でもいじめ防止への取り組みが強化されています。鳴門教育大学では、設立当初から大学全体で取り組む姿勢を貫いてきました。具体的な活動内容は以下の通りです。
教育関係者向けの研修会
これまでに多くの研修会やシンポジウムを開催し、いじめ問題解決に向けた意識啓発を行い、教育プログラムの開発も進めています。教育関係者からは非常に高い評価を受けています。
学校教育支援事業
いじめの予防や対応に関する教育支援活動、個別ケースの相談、そして研修会の講師派遣などを行っています。
教員養成事業
いじめ問題に対応できる教員養成プログラム及びカリキュラムの開発と実施に取り組んでいます。
研究事業
大学の研究者、学校教員、教育委員会との共同研究を行い、現場のニーズに即した対応を推進しています。
徳島県内での取り組み
徳島県では、教育委員会との共催による「いじめ防止研修大会」が毎年開催されています。この取り組みを通じて、地域コミュニティにおける連携が進められています。本年度も県内外において研修大会を計画しています。
ご支援のお願い
鳴門教育大学では、これまで大学の資金を基に活動を展開してきましたが、いじめの問題がより深刻化する中で、さらなる支援が求められています。寄付していただいた資金は、研修会の開催や教材の開発、共同研究の推進に使われます。支援いただいた方には感謝状を送付し、研究活動の報告書やいじめ防止教材を提供します。
未来のために
未来を担う子どもたちが安心して学べる環境を整えるために、皆様の温かいご支援を心からお願い申し上げます。また、プロジェクトを通じて、一緒にいじめのない社会を実現していきましょう。
お問い合わせ先
皆様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。