株式会社ROBOT PAYMENTは、メディア業界の市場規模や業界ごとの動向を分析した「サブスクレポート2024.07〜メディア編〜」を公開しました。
本レポートは、同社が長年培ってきた決済データや顧客動向の分析に基づいており、顧客へのアンケートやインタビューも実施することで、メディア業界におけるビジネス環境の変化について考察しています。
レポートによると、メディア業界は、1990年代後半のインターネット普及や、2010年代のソーシャルメディア台頭などにより大きく成長してきました。しかし、大量の情報を無料で閲覧できるようになったことで、情報の信頼性や品質に対する懸念も高まっています。
2020年のコロナ禍では、自宅で過ごす時間が増えたことでオンラインメディアの重要性が高まりましたが、一方で企業の広告予算削減によるメディア業界の広告収益減少も見られました。このような状況下で、メディア業界では有料化や会員制など、新たな収益源の模索が進んでいます。
本レポートでは、これらの変化を踏まえ、メディア業界におけるサブスクリプションモデルの現状と課題、そして今後の展望について詳細に分析しています。具体的には、以下のような内容が盛り込まれています。
メディアのニッチ化や、情報の信頼性・品質に対するニーズの高まりによる、高品質な情報を求めるユーザーの増加
メディアへの情報ニーズの多様化による、メディア業界への参入事業者の増加
* 売上高の急上昇に伴う、特化型メディアの勃興やコンテンツの先鋭化による利用単価の引き上げ
ROBOT PAYMENTは、サブスクリプションモデルが一般的に認知される前から「定期継続課金」に強みを持つサービスを提供しており、累計14,000社以上のサブスク事業者の決済自動化や顧客管理を支援してきました。
本レポートは、同社の顧客の中でも特に多くの方々に利用いただいているメディア業界に着目したものです。同社の決済データや事業者インタビューを通じ、直近の業界動向や市況変化に関するサブスクリプション事業者からの見解を取りまとめて考察を行いました。
本レポートは、さまざまなサービス形態を持つサブスクリプション事業者へ最新情報を提供し、新たなビジネスの展開・発展に貢献することを目指しています。