ミャンマー医療支援
2021-04-28 14:23:33
ミャンマー市民への食料・医療支援が大きな話題に!支援額4,000万円超え
ミャンマーへの医療・食料支援プロジェクトが成功
現在、ミャンマー市民への医療と食料支援を目的としたクラウドファンディングプロジェクトが盛況を博しています。このプロジェクトは、ミャンマーにおけるクーデター後の緊急な支援が必要な状況を受けて始まりました。
プロジェクトの詳細
この支援活動は「緊急支援:クーデター下のミャンマー市民へ医療・食料支援を」として知られ、実行主体に当たる「ミャンマー緊急支援チーム21#JUST Myanmar 21」によって運営されています。2021年4月4日から5月5日までの募集期間中、目標金額500万円に対し、27日11時時点で41,363,000円もの支援金が集まりました。支援者数も3,516人を超え、多くの人々がミャンマーに心を寄せています。
支援金の用途は、デモ参加者の治療費や「不服従運動」に参加する公務員の生活費、さらには暴政から逃れた避難民の支援に充てられる予定です。この資金はタイの慈善団体を通じてミャンマー国内の複数団体に届けられます。
参加者の背景
「JUST Myanmar 21」は、ミャンマーと密接な関係を持つ研究者やNGO活動家、ジャーナリスト、学生などによって結成されたグループです。メンバーには、上智大学の根本敬教授や山形大学の今村真央教授、日本ビルマ救援センターの中尾恵子代表などが名を連ねており、彼らはそれぞれの専門知識を活かして支援活動を行っています。
日本からの支援の意義
プロジェクトの発起人は、想定以上の速さで目標を達成できたことに感謝の意を表しました。クラウドファンディングを通じて集まった支援は、間違いなくミャンマー市民にとっての大きな励ましとなっており、その思いや声が直接ミャンマーに届くことが期待されています。支援者から寄せられたメッセージは、ビルマ語に翻訳され、ミャンマーの人々に届けられる予定です。これはただの金銭的支援にとどまらず、人々が共に理解し合い、連帯する姿勢を象徴しています。
支援者の感想
数々の支援の声の中には、家族のようにミャンマーで過ごした経験からの切なる思いが詰まっています。「ミャンマーの人々は一人ではない」というメッセージや、直接的な支援を通しての温かさが、多くの人々の心を動かしています。彼らは、自分たちができる少しの力を集結させることで、ミャンマーの未来に希望をもたらそうとしています。
今後の展望
残りの募集期間中、支援の輪がさらに広がることが期待されています。プロジェクトは、5月初旬に第一目標金額の500万円をミャンマーに送金する準備を進めているとのことです。これからも多くの支援がミャンマーの人々に届くことを願っています。
このような活動を通じて、私たち一人一人がどのように世界の一部として貢献できるのか、そして人々が団結する力がどれほどの価値を持つのかを考えさせられる機会です。
会社情報
- 会社名
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ミャンマー緊急支援チーム21
- 住所
- 山形市小白川町一丁目4-12
- 電話番号
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