生成AIと年収調査
2025-03-24 12:23:22

生成AIの業務活用とエンジニアの年収動向に迫る調査結果を発表

はじめに


ファインディ株式会社が行った「IT/Webエンジニアの転職市場・キャリア動向・AIの活用状況に関する調査」の結果が発表されました。この調査では、生成AIの利用状況やエンジニアの働き方、年収の推移、注目企業などさまざまな側面が明らかになりました。特に、生成AIが業務に大きな影響を与えていることが主なポイントです。

生成AIの業務活用


この調査によると、91.8%のIT/Webエンジニアが業務で生成AIを利用しているという驚きの結果が出ました。具体的には、72.3%が顧客向けサービスに生成AIを組み込んでおり、71.5%も自身の業務に生成AIを活用していることが判明。また、注目が集まっているのは「ChatGPT」と「GitHub Copilot」で、これらを業務に利用していると答えたエンジニアは半数以上にのぼりました。

一方で、AI活用における課題も存在しています。回答者の62.9%は「信頼性の確保」を最も困難な点に挙げており、52.4%は「セキュリティとプライバシー」を懸念事項としていることがわかりました。これらの課題は今後の業務においても克服が求められています。

課金状況とリモートワーク


生成AIの利用において、44.6%のエンジニアが個人で課金していることも興味深い結果です。特に、課金者の79.7%は月3,000円以上の費用を生成AIに投資しており、AI技術への期待が伺えます。

勤務形態については、51.3%のエンジニアがフルリモート勤務をしており、71.6%はその頻度に満足していると回答しています。しかし、過去1年間で出社頻度が増加したと考えるエンジニアも21.8%に上り、出社回帰の動きが見受けられます。この出社頻度の増加は、今後のキャリア選択や転職活動にも影響を与えそうです。

年収の動向


調査結果により、エンジニアの平均年収は700.8万円に達することが確認されました。これは調査開始以来の初の700万円超えとなります。ただし、数年前に比べると年収の増加幅は鈍化しているため、業界全体のトレンドは注目されるべきです。

注目企業のトレンド


今回の調査では、新たに注目された企業として、AI活用を積極的に推進する企業が多くランクインしました。特に、株式会社サイバーエージェントやさくらインターネットなどの日本企業が新たに加わり、興味を引く結果が得られました。また、Sakana AI株式会社やUbie株式会社など、先進的な技術を持つ企業への関心も高まっています。

まとめ


ファインディ株式会社の調査は、IT/Webエンジニアの業務における生成AIの利用や、それに伴う勤務形態、年収のトレンド、そして注目企業の情報を豊富に提供しています。これらの情報は、エンジニアが次のキャリアを考える際に参考になるでしょう。今後も、このような調査がエンジニアリング業界の動向を明らかにしていくことが期待されます。

詳細な調査結果はFindyのリンクから確認できます。


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会社情報

会社名
ファインディ株式会社
住所
東京都品川区大崎1-2-2アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階
電話番号

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