2024年6月29日、流山本町に新たな拠点として「日本茶屋 癒淹(ゆゑん)」がオープンしました。このカフェは、「ただいま」と感じることのできる居心地の良い空間をコンセプトに、訪れる人々に「ほっと休める」体験を提供しています。このような場所があることが、ウォーカブルな地域作りの一環として期待されています。
日本茶屋 癒淹では、厳選された日本茶のメニューが目を引きます。美味しい煎茶や茎ほうじ茶を楽しむことができるだけでなく、抹茶やぜんざいを使用した甘味も絶品です。季節や店主の気分に合わせて、メニューをリニューアルすることで、何度でも楽しむことができます。
店内に一歩足を踏み入れると、直径90cmの大型提灯が目に飛び込んできます。この提灯は流山本町で長年生活する方々の中でも特に目を引く存在で、「これほど大きな提灯は見たことがない」との声も聞かれます。シンプルなデザインが印象的で、日本茶カフェらしさを感じさせる仕上がりとなっています。この提灯は地元の「木村印舗」に依頼して特注で作成され、設置もご夫婦の協力のもと行われたとのことです。
また、1階お座敷の照明には「雑貨konocono」とのコラボレーションで実現した優しい光が灯り、座布団は開業以来、多くの人に愛されている流山本町の「笹屋商店」によるものです。さらに、ユニフォームの前掛けも地元の「ましや呉服店」から提供されており、地域の皆さんとの絆が感じられます。
2階にはギャラリースペースも設けられていて、流山本町在住の切り絵作家・飯田信義さんの作品が展示されています。飯田さんは流山本町地域の切り絵行灯でも知られており、地域に120基以上もある作品の一部を手掛けた実力派です。ギャラリーでは切り絵行灯だけでなく、その他の作品も展示されています。訪問者は、作品や切り絵素材集の購入も可能です。ただし、ギャラリーの見学はカフェ利用者に限られており、単独での入場はできないことをご了承ください。
日本茶屋 癒淹では、日常の忙しさを忘れ、五感を使って心をリフレッシュできる空間が整えられています。古民家の温もりを感じながら、一杯ずつ丁寧に入れられたお茶を楽しめば、心が癒されることでしょう。ぜひ一度足を運んでみてください。
さて、営業時間やアクセス方法もご紹介します。営業時間は、月・火が定休日で、水・日が12:00〜17:00、木・金・土が12:00〜19:00となっています。交通手段は、流鉄流山線「流山」駅から徒歩5分、またはJR武蔵野線、つくばエクスプレス「南流山」駅からのバスをご利用ください。お車の場合は、近隣のコインパーキングになりますので、事前にご確認を。
最後にお願いがあります。他のお客様への配慮として、店内での写真撮影や香水の使用には気を使っていただきたいと思います。また、席は2名用となるため、3名以上での来店時にはお席が離れることもありますので、事前にご連絡の上、ご予約をお勧めします。
今後多くの方に日本茶屋 癒淹の魅力を感じてもらえることを願っています。心を癒しに、ぜひ訪れてみてください。心よりご来店をお待ちしております。