女性のキャリアを進めるインスピレーションの場
2025年8月28日(木)、東京都内にて『BeliEVEカンファレンス』が初めて開催され、セレブリティや企業から約90名が集まり、女性のキャリア形成における課題について意見を交わしました。本カンファレンスは、エスエス製薬株式会社の解熱鎮痛薬ブランド『EVE(イブ)』が主催し、女性活躍推進法成立から10年を迎えた節目に開催されました。
BeliEVE PROJECTの意義
『BeliEVE PROJECT』の主な目的は、女性が自身の力を発揮し、キャリアを築くことができる未来を作ることです。本プロジェクトにおいては、企業やメディア、働く女性たちが集まり、女性が抱えるキャリアに関する様々な課題を共有し、それに取り組むための具体的な施策を模索していくことが求められています。
メンタリングの現状と価値
『BeliEVEカンファレンス』では、メンタリングの重要性が重点的に扱われました。エスエス製薬が行った調査によれば、女性の約50%がキャリアについて相談できる相手がいないと感じており、メンタリング制度が必要であることが示されています。また、日本のメンタリング制度が海外に比べて遅れていることも指摘され、「メンタリング後進国」との厳しい指摘もあります。この現状を打開するための取り組みが求められています。
菜々緒さんとヒコロヒーさんのトークセッション
イベントの目玉は、EVEブランドアンバサダーとして活躍する菜々緒さんと、メンターとしてBeliEVEのプログラムをサポートする芸人のヒコロヒーさんのトークセッションでした。菜々緒さんはファンから寄せられた相談に関するエピソードをシェアし、ヒコロヒーさんも同様に自身の悩み相談経験について語りました。観客は彼らの率直な意見に共感し、笑いに包まれました。
メンタリングプログラムの発表
会場では、これまで特定の企業向けに展開してきた「BeliEVE Mentoring Program」の発表もありました。より多くの働く女性に提供される独自のオンラインメンタリングサービス「BeliEVE Mentoring Door」も開始されることが告知されました。これにより、気軽にメンタリングを受けられる環境が整い、キャリア形成に向けた手助けが期待されています。
継続的な発展が期待される
『BeliEVEカンファレンス』は、今後も定期的に開催される予定です。エスエス製薬は、女性が理想のキャリアを築けるように、引き続き発信を行っていく方針です。企業やメディア、そして働く女性たちとの連携を深めることで、キャリアに対する希望が広がる社会を目指していきます。
まとめ
今回の『BeliEVEカンファレンス』は、女性がキャリアを築く上で重要な情報交換の場となりました。メンタリングを通じて、女性が自信を持って未来に向かって取り組めるような環境作りが今後ますます求められることでしょう。