テレワークの普及がもたらす住まいの選択肢
近年、テレワークが普及する中、地方や郊外への移住が新たなブームとなっています。株式会社LASSICが運営するWEBメディア『テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)』の調査によると、テレワークを利用したフルリモート勤務やハイブリッド勤務を行っている人の21.8%が、地方や郊外に住んでいるという結果が出ました。
調査の概要
本調査は、2026年7月に実施され、1,004名のテレワーク経験者を対象に行われました。調査では、テレワークが実施されている状況に加えて、居住地選択についても尋ねられました。その結果、フル出社の人はわずか4.9%と、テレワークを利用する人たちが如何に多くの選択肢を持っているかがうかがえます。
出社形態別の住まいの選択
調査結果を出社形態別に見ると、フルリモート勤務・ハイブリッド勤務者のうち21.8%が地方・郊外に住んでおり、一方でフル出社ではたった4.9%でした。このように、テレワークを利用する人々は、住む場所をより自由に選べる環境にあることがわかります。
内訳を見てみると、フルリモート勤務・ハイブリッド勤務者の中で「テレワークを機に移住した」と回答した割合は6.2%、もともと地方・郊外に住んでいた人は10.2%、都心から近郊へ移住した人は5.4%に上ります。
テレワークがもたらす継続的な選択肢
また、テレワークを今後も続けたいという意向を持つ人の中で、地方に住んでいる人は17.7%に達し、全体の11.6%を上回っています。この結果も、テレワークが生活スタイルに与える影響の一端を示しています。特に20代の割合は、32.6%と高く、今後の若者たちの働き方や住まい方がどのように変わっていくのかが注目されます。
地方移住に対する関心
調査はまた、住まいの選択を検討しているものの、まだ移住を実行していない人の割合も明らかにしました。全体の12.3%が地方や郊外への移住に興味を持っているという結果が出ており、安全な働き方や生活環境を求める声が多いことがわかります。
まとめ
テレワークの普及は、単に働き方の変化をもたらすだけでなく、住む場所の選択にも大きな影響を与えています。フルリモート勤務やハイブリッド勤務を行う人々が増えることで、生活の質の向上や、地方創生にも寄与する可能性があります。これからの時代、テレワークがますます普及することで、地方や郊外での新たなライフスタイルが確立されることが期待されています。