山梨県とライフイズテックが協力し大学生をDXリーダーに育成
ライフイズテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:水野雄介)は、山梨県と共同で「山梨県DX人材育成エコシステム創出事業」の一環として、大学生リーダーを育成するプログラム「大学生DXリーダー育成研修”Yamanashi DX Leaders 2024”」を実施しました。このプログラムは、地域内のデジタルスキルの変革を促進し、中小企業のDX推進を目指しています。
プログラムの最終日は2024年10月20日で、合計9日間にわたって行われ、大学生たちは様々なデジタルスキルを身につけました。前半は中高生向けのプログラムで、大学生自身がアプリやWebサイト、映像の制作を通じてデジタルスキルを学び、その上で中学生を指導するメンターとしての役割も果たしました。
後半は中小企業向けの研修が行われ、業務上の課題を特定し、デジタルによる解決策を企画・実施するスキルを学びました。この過程で、ノーコードによるアプリ開発も取り入れられ、迅速な課題解決方法を習得しました。また、仮想のクライアントワークを通じてマーケティング支援のデジタルスキルも学び、最終日には成果をプレゼンテーションする機会も与えられました。
今回修了したのは、山梨大学、山梨学院大学、都留文科大学の20名です。彼らは「山梨DXリーダー」として認定され、今後は山梨県内の中小企業におけるDX推進に取り組むことになります。
修了者の声
修了した学生たちは、プログラムを通じて多くの学びを得たと語っています。ある参加者は、「クライアントの課題を聞き取るところからWebサイトの制作までの一連の流れを経験しました。この経験を通じて相手目線の重要性に気づき、将来は公務員として地域に貢献したいです」と述べています。
別の学生は、ゲーム制作のスキルを活かして「自分でもできるという自信を得られたことが今回の一番の成果です。地域のDX推進にも貢献していきたい」と話しました。さらに、他の参加者は「学び方や進行方法について考える機会があり、将来はプログラミングを教える教員になりたいです」との目標を示しました。
地域の課題解決に向けた取り組み
山梨県は中小企業の占める割合が高く、特にデジタル化の取り組みが遅れているという課題があります。人口減少や若年層の流出も大きな問題であり、このプログラムは「大学生」「中高生」「企業」を結びつけることで、持続可能な雇用機会の創出を狙っています。このような取り組みを通じて、地域内からDX人材を育成し、地域社会全体の活性化を目指しています。
今回のプログラムは、デジタル時代に適応した人材育成のモデルケースとも言え、今後の地域振興に大きな影響を与えることが期待されています。情報発信のための専用サイトも立ち上げられており、さらなる関心を呼ぶことでしょう。興味を持たれた方は、ぜひ
こちらから詳細をご確認ください。