心不全検知の新展開
2025-07-08 10:46:19

SIMPLEX QUANTUM、心不全検知でAI専門家を迎え新たな一歩を踏み出す

SIMPLEX QUANTUMが心不全検知を推進



AIを活用したヘルスケアテクノロジー企業、SIMPLEX QUANTUMが心不全の検知において大きな話題を呼んでいます。この度、スタンフォード大学の准教授で心臓電気生理学の権威、マルコ・ペレス博士を顧問に迎えたことを発表しました。彼の専門知識を基に、心不全検知技術の向上が期待されています。

マルコ・ペレス博士の専門性


マルコ・ペレス博士は、不整脈や心血管疾患におけるAIの応用において多くの実績を積んできた研究者です。特に、ウェアラブル技術を使った心房細動の検出に関する「Apple Heart Study」では、40万人以上の参加者を集めるという見事な成果を挙げています。この経験は、SIMPLEX QUANTUMが開発したAI搭載ソフトウェア「NIHA-HF™」に新たな視点をもたらすことでしょう。

NIHA-HF™とは


「NIHA-HF™」は、心不全の早期検出を支援するソフトウェアです。この技術は心電図データを解析し、医療従事者が患者の早期兆候を把握するのを助けます。マルコ・ペレス博士の指導のもと、さらなる機能の向上が見込まれています。

マルコ・ペレス博士の期待


SIMPLEX QUANTUMの代表取締役CEO、齋藤龍は、「マルコ・ペレス博士を顧問として迎えることができ、大変光栄です。彼のAIを活用した心臓病学における先駆的な研究は、我々のビジョンにマッチしています」とコメントしました。これにより、心不全検知の精度がさらに向上することを期待しています。

心不全の現状


心不全は、生活習慣病の影響を受けやすい疾患で、日本国内では約120万人が罹患しています。高齢化社会の進展と共に、その患者数は2030年には130万人に達すると予想されています。心不全の早期発見と適切な管理は、今後ますます重要な課題となるでしょう。

SIMPLEX QUANTUMの取り組み


SIMPLEX QUANTUMは、厚生労働省が進める「国民が受ける医療の質向上のための医療機器の研究開発」計画に基づき、心不全治療の技術を世界的なものにしていく方針です。AI技術の導入により、心不全の診断と管理がより効率的かつ信頼性の高いものになると信じています。

未来に向けて


マルコ・ペレス博士の参画により、SIMPLEX QUANTUM社はAIと実臨床の融合を果たし、心臓病領域での進歩を促進しています。彼自身、「AIは心臓病の診断方法を変革する力を持っている」と語っており、今後の協力に対する期待を寄せています。

この新たな動きが、心不全検知と管理にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目です。


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会社情報

会社名
SIMPLEX QUANTUM 株式会社
住所
渋谷区桜丘町29-12 渋谷CHビル3F
電話番号
03-6450-3600

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