サムライズと濱友が手を組む
2024年12月11日、株式会社サムライズと濱友株式会社は、国際会計基準(IFRS)に対応した会計ソフト「さくら会計」の総販売代理店契約を締結したことを発表しました。これにより、サムライズは既に行っている同ソフトウェアの販売をさらに強化し、国際ビジネスのニーズに応じた顧客サービスの向上を目指します。
さくら会計の進化
「さくら会計」は、2022年にデロイト トーマツ グループから濱友に事業譲渡され、その後急速に市場での認知度を高めています。本会計ソフトは以下の企業に適しており、特に国際業務に特化した機能を持っています。
1. 海外に子会社や支社を持つ日本企業
2. 日本支社がある海外企業
3. 海外との取引が頻繁な国内企業
4. 国際会計事務所など
このソフトは米国ドルや中国元を含む多くの外貨にも対応しており、外貨建て取引の処理が容易に行える点が特徴です。そして、他の一般的な会計ソフトと同等の価格帯で提供されるため、小規模事業者から中・大規模事業者まで幅広く利用されることが期待されています。
多彩な機能
「さくら会計」は、国際会計基準(IFRS)に準拠し、ユーザーが使いやすい設計となっています。具体的な機能には以下が含まれます。
- - 多言語表示:最大3つの言語に対応(日本語、英語、中国語など)
- - 多通貨対応:為替レートの自動換算や通貨の少数点以下入力。
- - 複数帳簿機能:日本規準、米国規準、IFRSに基づく財務諸表を作成。
- - 地域別表示:税率や通貨表記など、地域ごとのルールに適応。
これらの機能により、海外取引の際の煩雑な会計業務を簡素化し、効率を高めることが可能です。
小規模から大規模まで対応
「さくら会計」は幅広い業種や事業形態に合わせてカスタマイズが可能です。追加オプションを通じて、部門管理や経営分析、プロジェクト管理などの機能を強化し、利用者のさまざまなニーズに応えます。
濱友株式会社とサムライズの 大きな取り組み
両社の提携により、国際業務のニーズに対して柔軟な対応が期待されます。濱友株式会社の代表、和田竜男氏は、「さくら会計」を通じたグローバルビジネスの支援を強化し、顧客満足度の向上を重視すると語っています。これにより、顧客はより迅速で質の高いサービスを受けることができます。
今後の展望
サムライズは、今後も新しい技術やサービスを通じて、顧客のビジネスニーズに応えることを目指します。これからの「さくら会計」の進化を見逃すことはできません。
会社概要
- - 濱友株式会社:生活産業用品を中心に、先進的な技術やサービスを提供。詳細は公式サイトをご覧ください。
- - 株式会社サムライズ:顧客の視点に立ち、ITサービスの提供を行っています。詳細は公式サイトをご覧ください。