新規車検項目としての電子装置検査を議論するOBD検査モニタリング会合を開催

新たに導入された電子装置検査の重要性

国土交通省は、令和6年10月から車検の中に新たに「電子装置の検査（OBD検査）」を追加しました。この検査は、令和3年10月以降に製造された新型車両に適用され、車両の電子制御装置の状態をチェックするものです。これにより、より厳密な車両の安全性と環境への配慮が求められる時代になりました。

OBD検査モニタリング会合について

本会合は、OBD検査の運用状況を確認し、必要とされる見直しや改善点を検討するために第5回目として開催されます。モニタリング会合は、2023年12月15日（月）14時から16時まで、AP東京八重洲「Aルーム」にて行われます。会議はオープンであり、誰でも傍聴が可能です。また、参加希望者は事前に定められた方法で申し込む必要があります。

議題と焦点

会合の主な議題としては、OBD検査の現状に関する報告や、運用中に報告されている問題点に関する議論が予定されています。これにより、OBD検査が実施された際の課題を明らかにし、それに対する解決策を見出すことが目的です。

参加方法と傍聴の流れ

傍聴希望者は、2023年12月11日（木）12時までに定められたメールアドレスに必要な情報を送信することで、会議への参加申込が可能です。ここで必要な情報は、会社名、メールアドレス、連絡先電話番号です。オンライン参加を希望する場合は、その旨もメールに記載する必要があります。登録後、会場の詳細やオンライン傍聴のためのURLが送られます。

まとめ

新しいOBD検査が実施されることで、車両の安全性が一層強化されることが期待されます。今回のモニタリング会合は、今後の車検制度や自動車の運用における重要なステップとなるでしょう。国土交通省は、公開された情報を基により透明性のある運営を目指しています。詳細な資料や当日の議事概要は、後日公式ウェブサイトにて公開される予定です。この取り組みを通じて、自動車利用者や関係者全体にとっての安心安全な移動環境が確立されることが求められています。