コングラントの新たな挑戦
2025年5月13日、コングラント株式会社(大阪市)は、寄付決済システム「コングラント」のサービスサイトを全面的にリニューアルしました。このリニューアルは、設立から5年が経過したことを受け、さまざまな機能の強化と拡大を図るために実施されたものです。特に注目すべきは、5月下旬に予定されている新しいスマート寄付アプリ「GOJO」のリリースです。このアプリは寄付を募集するためのポータルと集客機能を備え、コングラントが提供する寄付基盤をさらに進化させるものとなります。
リニューアルの背景と目的
コングラントは2018年にサービスを開始し、NPOやソーシャルセクターの寄付募集を支援することを目的としています。従来の寄付決済の概念を覆し、迅速かつ低コストでの資金調達を実現してきました。しかし、時代と共にニーズも多様化しているため、全82の機能を整備し、団体のリクエストに応じた柔軟なサービス提供を目指しています。
新機能の紹介
今回のリニューアルでは、寄付募集から決済、寄付者管理、領収書発行までを包括的に支える新機能が追加されています。具体的には、プロジェクト作成、契約管理、データ連携、アクセス解析機能などがあり、これらは寄付を求める団体が効率的に運営できるような設計になっています。このように、寄付キャンペーンの実施において必要な機能を一つのプラットフォームで提供することが、コングラントの強みです。
「GOJO」スマート寄付アプリを推進
「GOJO」はコングラントを利用する団体に新たな可能性をもたらします。寄付活動の支援体制を強化するこのアプリは、より多くの寄付者にアプローチできる仕組みを提供し、寄付募集の仕組みを確立します。本アプリを通して、寄付者と団体の結びつきがより強固になり、共通のビジョンを持ったコミュニティを育むことが期待されています。
未来へのビジョン
コングラントは、「あらゆる困難に寄付が届く世界の実現」をビジョンに掲げ、その実現に向けた事業の加速を図っています。公式サイトでは、これまでの活動や社会に対する取り組みを示す資料とコンテンツを公開し、寄付を通じた新たな社会貢献の形を提案しています。
企業支援型・中間支援型クラウドファンディングや、月額寄付の挑戦プログラムなど、多様なプログラムもお披露目されており、これからも日本の寄付文化をさらに盛り上げていくことでしょう。
会社概要
コングラント株式会社は、寄付決済に特化した「寄付DXシステム」を提供。3,000を超えるNPOが導入し、寄付流通総額は100億円を上回りました。企業と従業員の寄付DXを推進し、社会貢献への取り組みを進めています。
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コングラント