クオリカとぐるなびが連携し飲食業のデジタル化が加速！

新たな連携の背景

TISインテックグループに属するクオリカ株式会社は、外食業向けのトータルソリューションを提供しており、その中でも特に注目されているのが「TastyQube Growth」と「Real Qube」です。この度、これらのシステムが株式会社ぐるなびのモバイルオーダーサービス「ぐるなびFineOrder」との連携を開始しました。この連携により、大戸屋ホールディングスなどが全国の店舗で「ぐるなびFineOrder」を導入し、飲食業界におけるデジタル化の流れがさらに加速する見込みです。

TastyQube Growthの特長

「TastyQube Growth」は、飲食店経営に必要な業務を広範囲にカバーする専門の店舗管理システムです。日々の売上管理や食材の発注、さらには従業員の勤怠管理に至るまで、飲食業に欠かせない機能が統合されています。また、同じくクオリカが提供する「Real Qube」との統合により、従業員が現場でリアルタイムに各種データを把握できる環境が整えられています。これにより、業態を問わず多様な飲食店舗が対応可能な柔軟性を見せています。

ぐるなびFineOrderの進化

2021年に登場した「ぐるなびFineOrder」は、飲食店の人手不足問題をDX（デジタルトランスフォーメーション）を通じて支援することを目的としたサービスです。具体的には、現場でのオーダーから会計までをシームレスに繋げるシステムです。このサービスは、ぐるなびの社員が店舗に赴き、現場従業員をサポートする独自の取り組みにより、サービスの利用率は99％を誇ります。

大戸屋のデジタル化の取り組み

大戸屋ホールディングスは、飲食業界のデジタル化を先駆ける形で2022年から「ぐるなびFineOrder」の導入を開始しました。そして、今回のクオリカとの連携で、オーダーから調理、会計までのプロセスがシームレスに連携します。この取り組みの成果として、業務効率の向上と販売促進を目指し、今後も導入店舗の拡大を計画しています。