サンクゼールの森
2025-12-16 17:22:23

信濃町のサンクゼールの森が生物多様性の保全拠点に認定される

サンクゼールの森、地域生物多様性増進法に基づく認定を受ける



長野県飯綱町に本拠を置く株式会社サンクゼールが管理する「サンクゼールの森」は、2025年12月16日に地域生物多様性増進法に基づく『自然共生サイト』として認定されました。この認定は、企業や地域が取り組む生物多様性保全活動の一環であり、サンクゼールによる長年の努力が実を結んだ結果です。

認定の背景



2022年に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)では、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択され、日本も2030年までに生物多様性損失を食い止め、回復するネイチャーポジティブの実現を目指しています。この流れを受けて、環境省は令和5年度より企業や地域の活動を評価する『自然共生サイト』の認定制度を開始しました。もともとサンクゼールの森は、2014年から森林保全活動を行っており、今後も地域との連携を強化しながら持続可能な社会の構築に貢献していく方針です。

サンクゼールの森とは



サンクゼールの森は、約160,000㎡の広大な面積を誇る自然豊かなフィールドです。信州大学の森林生態学研究室と協力し、植生調査や森林整備、定点調査を行い、生物多様性の保全に向けた活動を続けています。この栄えある認定により、サンクゼールの森が「維持タイプ」区域として国から認められたことは、大きなステップと言えるでしょう。

企業としての取り組み



株式会社サンクゼールは、食のSPAモデルを掲げる食品製造小売企業であり、全国に「久世福商店」や「St.Cousair」などの専門店を展開しています。商品の企画から販売まで一貫して行うことで、地域との繋がりを大切にし、高品質な食品を提供しています。創業以来、家族や顧客と共に心温まる食卓を囲むことを理念に掲げ、愛と喜びのある食文化を提案しています。

未来への展望



今回の『自然共生サイト』の認定は、サンクゼールが持続可能な社会の構築に向けた一歩として、今後の活動の基盤となります。これからもサンクゼールの森を舞台に生物多様性の保全を進め、地域の環境保護に努めていく方針です。サンクゼールは、ネイチャーポジティブの実現に向け、さらに力を入れた活動を展開していくことでしょう。

まとめ



信濃町のサンクゼールの森は、今回の認定を機に、その重要性が一層注目されています。地域の生物多様性を守り、持続可能な未来を共に築くための取り組みが、今後も多くの支持を得ることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社サンクゼール
住所
長野県上水内郡飯綱町芋川1260番地
電話番号

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