学習管理システム『KnowledgeDeliver』の新しい姿
株式会社デジタル・ナレッジが誇るeラーニングシステム『KnowledgeDeliver』がバージョン7.8にアップデートされ、新たな機能が加わりました。導入実績が3,000を超えるこのシステムは、企業や教育機関での学習管理の最前線を行っています。これまでの学習管理の枠を超え、多彩な機能を備えた成果を見逃せません。
LTI1.3連携機能の導入
本更新の目玉は、教育用ツールと『KnowledgeDeliver』間の連携を可能にするLTI1.3連携オプションの搭載です。LTIとは「Learning Tools Interoperability」の略で、様々な教育ツールと学習管理システムのシームレスな連携を実現します。本機能によって、ユーザーはシングルサインオンを利用して簡単に異なるプラットフォームにアクセスできるようになります。教育用ツールから直接コンテンツを呼び出すことも可能で、学習の効率が大幅に向上します。
さらに、LTIの新機能では、ナレッジデリバーの利用者の情報が教育用ツールと整合されることで、メンバー追加やクラス管理が円滑になります。これにより、教育現場での業務負担が軽減され、教師と生徒両方にとって大きな魅力となるでしょう。
ユーザ項目別受講状況機能
もう一つの注目機能は、「ユーザ項目別受講状況機能」です。利用者の「所属する部門」や「役割」に基づき、どの受講者がどのプログラムを受講しているか、またその進捗状況が一目でわかるようになりました。これにより、教育機関は個別の学習状況を把握し、必要なサポートを提供することで効果的に学習を促進できます。受講率や得点の平均なども明確に確認でき、教育の質を向上させる助けとなるでしょう。
ダッシュボード機能の強化
ダッシュボード機能も大幅に改善されました。受講者の進捗状況をグラフで表示する新機能が追加され、ユーザーは必要な情報を視覚的に確認しやすくなりました。特に「期限間近の低進捗者数」と「クラス用タグ内訳」を表示することで、早期の対策を講じることができる体制が整いました。このような機能は、教育機関が効率的に学習を管理するための大きな助けとなります。
既存機能の改善
もちろん新機能の追加だけでなく、既存の機能も改良されています。メンタリングボックスでは対象クラスの情報が表示され、ログイン履歴も分かりやすくなりました。また、アンケート結果を視覚的に表示することで、受講者からのフィードバックを迅速に活かすことが可能です。
まとめ
『KnowledgeDeliver』は、単なる学習管理システムに留まらず、教材の作成から配信、運営まで多様な機能を通じて教育環境の質を向上させる力を持っています。各種の連携機能や強化されたダッシュボードなど、学習効果を最大限に高めるための新たなツールが多数登場しました。
今後もデジタル・ナレッジは、教育の現場で必要とされる柔軟なソリューションを提供し続けることでしょう。興味を持たれた方は是非、公式サイトで詳細を確認してみてください。