岡山大が大賞受賞
2024-09-23 13:21:48

岡山大学の研究者、著名な賞を受賞 - 最新の鉱物科学の進展に寄与

岡山大学の石井准教授が名誉ある賞を受賞



2024年9月12日から14日、名古屋大学で開催された日本鉱物科学会2024年度年会において、岡山大学高等先鋭研究院惑星物質研究所の石井貴之准教授が「2023年度日本鉱物科学会研究奨励賞」を受賞しました。この賞は、若手研究者に与えられるもので、選考基準としては鉱物科学や関連分野での顕著な研究業績が求められます。

石井准教授は、川井型マルチアンビル高圧発生装置を使用した高圧実験技術で知られ、地球マントルの鉱物や岩石に関する研究を行ってきました。特に、高温高圧環境における相平衡関係や水の役割に関する研究成果が高く評価されました。その受賞題目は「高温高圧実験技術の開発とマントル鉱物の相平衡関係・結晶化学の研究」です。

授与式では、日本鉱物科学会の学会長、大和田正明氏から表彰状が手渡され、石井准教授は受賞についての喜びと、共同研究者への感謝の意を表しました。「この度は、多くの共同研究者と行ってきた研究が認められ、栄誉ある賞を頂けたことを心から嬉しく思います。今後も惑星物質科学分野の進展に貢献できるよう、努力してまいります」と語りました。

この受賞も、石井准教授の最近の研究成果への勢いをより一層強くしたと言えるでしょう。直近では、「Nature Geoscience」に掲載された論文で、また新たな研究成果を報告しています。これにより、国際的な研究界での岡山大学のプレゼンスはさらに増しています。

岡山大学は、研究ファーストの教育理念に基づき、「最重点研究分野」として「惑星科学・宇宙物理分野」を位置づけ、研究愈進のための環境整備を進めています。さらに、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」にも採択され、地域と地球に貢献する研究を推進しています。このような取り組みは、将来的に岡山大学をより強力な研究機関へと発展させる礎となるでしょう。

石井准教授の研究に期待が寄せられる中、岡山大学の惑星物質研究所は今後も飛躍を遂げ、多くの研究成果を生み出していくことが期待されます。この受賞は、岡山大学の研究者たちの努力の賜物であり、今後の研究開発の深化に寄与することは明らかです。若手研究者への支援強化が進む中、岡山大学の研究の未来は明るいと言えるでしょう。

岡山大学の取り組みと、石井准教授の研究に関する情報は、ぜひ同大学の公式ウェブサイトや日本鉱物科学会のページでもチェックしてみてください。


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岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
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