成長続けるニーリー
2024-08-08 08:18:27

モビリティSaaS業界のリーダーとして進化するニーリーの最新資金調達情報

ニーリーの魅力的な資金調達の裏側



株式会社ニーリーが運営する「Park Direct」は、駐車場業界におけるデジタル化を推進するモビリティSaaSであり、最近、シリーズBラウンドにて45.7億円を調達したことを発表しました。これにより、累計資金調達額が102億円となりました。その経緯と、これからの戦略について詳しく見ていきます。

1. ニーリーとPark Directの成長



2019年にサービスを開始した「Park Direct」は、駐車場業務の集客、契約、決済、顧客管理を一つのプラットフォームでデジタル化し、業界のリーダーとしての地位を確立しています。特に、アナログな業務が色濃く残る駐車場契約のデジタル化は、需要が高まっており、業界での導入社数およびオンライン契約が可能な件数で3年連続してNo.1を獲得しました。

近年では、エンタープライズ企業である三井不動産リアルティなどへの導入も増え、2021年から2023年にかけてのARR成長率は驚異の1,110%を記録しました。

2. 資金調達の詳細



今回のシリーズBラウンドには、JPインベストメントを中心に、日本政策投資銀行、Keyrock Capital Management、SBIインベストメントなどが参加しました。特筆すべきは、新たに参加したサカイ引越センターがこのラウンドで初めて資本業務提携を結んだ点です。これにより、サカイ引越センターは新しいビジネス展開の可能性が芽生えることが期待されています。

3. ニーリーの今後の展望



資金調達の目的は、「Park Direct」とその法人向けソリューション「Park Direct for Business」のさらなる成長の実現です。ニーズの多様化を受けて、ニーリーは人材の採用やプロダクト開発、マーケティング投資を強化する考えです。特に、EV(電気自動車)領域での新規事業展開にも挑む意向を示しています。

ニーリーの代表取締役佐藤養太氏は、今回の資金調達について「これまでの成長を超えて、日本の基幹産業となるモビリティ業界のさらなる価値を高めていく」と意気込みを語っています。

4. 投資家からの期待



出資者の一人であるJPインベストメントの馬場太久麿氏は、駐車場業務のデジタル化がもたらす価値について言及し、「Park Direct」が持つ巨大な成長ポテンシャルを期待しています。また、日本政策投資銀行の関啓介氏も、ニーリーの事業が国内の労働力不足解消に寄与する重要性を評価しています。

5. 結論



ニーリーは、無限の可能性を秘めた駐車場管理のデジタル化という市場で、業界No.1の地位を維持しながら新たな挑戦を続けています。今回の資金調達は、さらなる成長のための重要なステップとなるでしょう。モビリティ分野での未来に向けたニーリーの動向には、多くの注目が集まることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ニーリー
住所
東京都中央区日本橋堀留町1丁目9-8
電話番号

トピックス(経済)

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