Synspective、ミュンヘンに新たな欧州拠点を設立
株式会社Synspective(東京都江東区)は、新たに「Synspective Europe GmbH」をドイツ・ミュンヘンに設立することを発表しました。この新会社は、2026年の上半期に設立される予定で、Synspectiveが100%出資します。なお、今回の拠点設立は、同社の国際的な成長にとって大きな一歩となります。
欧州での展開の重要性
ミュンヘンに位置することで、Synspectiveは欧州、中東、アフリカ地域の顧客に対して、SAR衛星画像や解析ソリューションを迅速に提供できるようになります。また、この地域では宇宙技術への投資が盛んなため、独自のプログラムや資金調達への直接的なアクセスが期待されます。新会社の設立には以下のような目的があります:
1. 市場拡大と収益成長
現地の需要を取り込み、営業やサポート体制を強化することで、収益を向上させることが目指されています。
2. パートナーシップの推進
欧州の公的研究機関や政府プログラム、産業界との連携を進め、より強固なネットワークを構築する計画です。
3. オペレーションの効率化
現地の管理や財務プロセスを整え、EUの調達案件やコンソーシアムに直接対応できる体制を築きます。
4. ブランドの信頼性向上
グローバルなプレーヤーとしての地位を確立し、顧客に信頼されるブランドを目指します。
新会社の概要
- - 名称: Synspective Europe GmbH
- - 法人格: GmbH
- - 所在地: ドイツ連邦共和国 ミュンヘン
- - 代表者: Iain MacInnes(Managing Director & CEO)
- - 事業内容: SAR衛星データおよびソリューションの販売
- - 資本金: 25,000ユーロ
- - 設立時期: 2026年上半期
- - 株主構成: Synspective 100%
社長のコメント
株式会社Synspectiveの代表取締役CEO、新井元行は、「航空宇宙産業の中心地であるミュンヘンに拠点を設立でき、大変嬉しく思います。この進出は、衛星データを通じた有力なインサイトを提供するという当社のビジョンと直結しています。また、欧州・アフリカ・中東地域のクライアントとの関係を強化し、重要課題に対する貢献を目指していきます」とコメントしました。
Iain MacInnesのプロフィール
新会社の代表であるIain MacInnesは、グラスゴー大学で理学士を取得し、アバディーン大学にて環境リモートセンシングの修士号を取得しています。Synspective入社以前は、Maxar(旧DigitalGlobe)でEMEA地域の営業およびCXチームを統括し、様々な国際的な職務を歴任しました。現在は、欧州・アフリカ・中東地域の戦略的拡大を統括しており、25年以上の豊富な業界経験を活かしています。
このように、新たに設立されるSynspective Europe GmbHによって、米国市場に次ぐ重要な拠点を整えることで、SARデータに対する需要に応える体制を整え、企業の成長を促進したいという意向が込められています。さらなる進展が期待される中、今後の展開に注目です。