ラグビー選手と食堂
2025-07-11 12:37:21

ラグビー選手が子ども食堂で特別な体験を提供!

2025年6月29日、東京都江戸川区の365日体験型子ども食堂「NUKUNUKU」において、特別なイベント「スピアーズ1日子ども食堂」が開催されました。このイベントは、ジャパンラグビーリーグワンに所属するクボタスピアーズ船橋・東京ベイとNPO法人らいおんはーとの共催により実現しました。当日は、同チームの岡田一平選手と山本剣士選手が参加し、食堂を利用する40名の子どもたちと保護者に料理、食事、ラグビー体験を通じて貴重な交流の場を提供しました。

イベントの目的と内容


この子ども食堂は、食事の提供にとどまらず、子どもたちの体験活動を重視した取り組みを行っています。今回は、参加した子どもたちがラグビーを通じて夢を育むことを目的としており、選手たちが訪れることで、子どもたちはプロのアスリートと直にふれあう貴重な体験ができました。

イベントは午前10時、選手と参加者が集合し、自己紹介からスタートしました。その後、人数の多さに対応するため、炊飯器をフル稼働させて、合計4升の米を炊き上げる準備が進められました。参加者は「調理班」と「遊び班」に分かれ、それぞれの活動が開始されました。

体験と交流の時間


調理班では、岡田選手と共にカレー作りに挑戦した子どもたちがいました。食材はすべてクボタスピアーズのパートナー企業から寄付されたもので、岡田選手が子どもたちと一緒にすりおろした野菜や切った具材を使って、おいしいカレーを完成させました。また、山本選手は未就学児に絵本を読み聞かせる役割を担い、彼の大きな体が小さな子どもたちとの温かい交流を生む瞬間が見られました。

カレーが煮込まれている間、選手たちは子どもたちに「夢プレゼン」を行い、ラグビー選手を目指した背景や今後の目標について語りました。子どもたちはクイズやじゃんけん大会で選手たちと一緒に盛り上がり、スピアーズのグッズもプレゼントされ、イベントの雰囲気がさらに高まりました。

ラグビー体験とフィードバック


食事の後は、公園でのラグビー体験が待っていました。初めてラグビーボールに触れる子どもたちが多かった中、選手たちがボールの持ち方や投げ方を優しく教え、キャッチボールやタグラグビーといったゲーム形式で楽しく体を動かしました。

公園で遊んだ後は、特製デザート「アイスの実入りフルーツパンチ」と「プリンアラモード」を子どもたちがさらに楽しみ、盛り上がった午後のひとときが続きました。終了時には、選手からサプライズで応援ウェアが贈られ、多くの子どもたちが喜びに満ちた顔を見せました。

選手たちの感想


岡田選手は「子どもたちと一緒にカレーを作り、やりがいを感じた」とコメント。また、山本選手も「子どもたちからたくさんの元気をもらった」と述べ、イベントの意義を再確認しました。

NPO法人らいおんはーとの活動


このイベントを主催したNPO法人らいおんはーとは、教育格差や貧困による体験の格差を是正するためという理念のもと、365日開放している子ども食堂を運営しています。今後も子どもたちの成長を支える活動を通じて、地域とのつながりを深めていく意向を示しました。

参加者の声


最後に参加した子どもたちの声も紹介されました。「選手が料理で助けてくれて、楽しかった」「プロの選手と話せて、試合に応援に行きたい」といった期待にあふれた感想が寄せられ、イベントは大成功に終わったことが伺えます。参加者たちの嬉しそうな表情がこの日の大切な思い出となりました。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、こうした地域活動からも子どもたちの未来を支える力となることを目指していきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

会社情報

会社名
特定非営利活動法人 らいおんはーと
住所
江戸川区鹿骨2-33-11
電話番号
03-6310-1048

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。