Forcesteed Roboticsが開発したフィジカルAIプラットフォーム
株式会社Forcesteed Roboticsが、自ら学び続ける「好奇心」を搭載したフィジカルAIプラットフォームを発表しました。この革新的な技術は、AI、画像認識、ロボティクスを融合し、ロボットに自然な対話能力と異常検知機能を与えます。
プラットフォームの特徴
1. 大脳機能の追加
本プラットフォームは、既存のロボットに「大脳機能」を追加し、認識や判断を強化します。これにより、警備や点検、対話支援など、さまざまな用途での活用が期待されています。
2. 人間のような認知機能
このプラットフォームは、人工意識ACを核としており、4階層に分けられた「System1〜4」により、ロボットが人間と同様の認知・判断を行います。さらに、視覚・言語・行動を統合するVLA(Vision Language Action Model)により、状況を的確に理解し、自律的に行動します。
3. 自律学習による成長
特筆すべきは、「好奇心(System4)」による自律学習機能の実装です。これにより、ロボットは未経験の情報や新しい環境を認識し、継続的に学び続けることができるのです。この革新は、環境に適応するフィジカルAIの実現に新たな道を切り開きます。
4. 自然言語による対話機能
ロボットは、視覚情報を自然言語で説明することができ、状況報告や対話、音声指示の理解までを、全て自然言語で行うことができます。
人工意識ACの概要
「人工意識AC」は、4つのレイヤーから成るシステムであり、この構造によりロボットは複雑な環境でも適切に行動できるようになります。日本初の試みとして、この技術は次世代のロボティクスの発展に寄与します。
技術デモの公開予定
Forcesteed Robotics社は、2025年7月29日から8月1日まで開催される「MIRU2025(第28回画像の認識・理解シンポジウム)」において、本プラットフォームの技術デモを初公開します。会場では4脚犬型ロボットが自律巡回や対話応答などの動作を実演します。
MIRU2025の詳細
ユースケース
本プラットフォームは、以下のような多様なユースケースに応じた実用が期待されています。
1. 警備業務の自律化と異常検知
2. 設備の点検および保守作業の効率化
3. 多言語に対応した施設案内や受付業務
4. 介護施設における見守り機能の提供
5. 環境変化への迅速な対応
共同開発パートナーの募集
Forcesteed Robotics社では、次世代のAIロボティクス社会を共に創造する企業との共創パートナーシップを広く募集しています。興味がある企業はぜひお問い合わせください。
問い合わせ先
本記事に関するお問い合わせは、株式会社Forcesteed Roboticsの広報担当まで。
会社概要
- - 会社名: 株式会社Forcesteed Robotics
- - 所在地: 東京都江東区青海2-7-4 The SOHO 815
- - 設立: 2024年7月29日
- - 代表取締役: 大澤弘幸、諸岡亜貴子
- - 事業内容: AI・画像認識・ロボティクス技術の研究開発・社会実装、サーバの販売および技術支援
- - Webサイト: Forcesteed Robotics