FIVA受賞の鈴木修氏
2021-12-28 16:45:49

スズキ株式会社鈴木修氏が初のFIVA Heritage Awardを受賞

初のFIVA Heritage Hall of Fame Award贈呈式



2021年12月21日に静岡県浜松市にあるスズキ歴史館で行われた「FIVA Heritage Hall of Fame Award」の贈呈式が注目を集めました。この式典では、自動車の歴史や文化に顕著な貢献をした14名の受賞者の中から、スズキ株式会社の相談役である鈴木修氏が名を連ねています。

FIVAについて



FIVA(Fédération Internationale des Véhicules Anciens)は、1966年に設立され、クラシックカーやバイクの保護とその文化の保存を目指す国際的な非営利団体です。現在、71カ国以上で活動し、約400万人の愛好者を擁しています。その活動は、UNESCOによっても認められており、歴史的車両に関する文化的機関として位置づけられています。

日本では、1978年にCCCJ(クラシックカークラブオブジャパン)がFIVAに加盟し、日本を代表するANFとして活動を展開しています。FIVAは、ヘリテージカーイベントを年々増やし、世界中での文化的活動を推進しています。

FIVA Heritage Hall of Fame Awardの意義



この新設の賞は、自動車文化に深い理解を持つ専門家によって選考され、今回は世界中のFIVAクラブメンバーから推薦された候補者の中から評価されました。受賞者は歴史的な業績に基づき選ばれ、その中には、日本の鈴木修氏が含まれています。

鈴木氏は40年以上にわたってスズキ株式会社のトップとして、国内外においてクルマ文化の発展に寄与し、経済的かつ性能にも優れた小型自動車や魅力的なバイクを世に送り出してきました。特に、インドやアジア市場での功績が認められ、グローバル企業へと成長させた人物として高く評価されています。

受賞者の方々



鈴木氏の他にも、以下のような有名な人物が受賞しました。
  • - Mauro Forghieri(イタリア、フェラーリのエンジニア)
  • - Marcello Gandini(イタリア、カーデザイナー)
  • - Giorgetto Giugiaro(イタリア、カーデザイナー)
  • - Carl Hahn(ドイツ、VW前社長)
  • - Damian Mateu Bisa(1863-1935、スペイン、Hispano-Suiza創立者)
  • - Shotaro Kobayashi(1929-2013、日本、カーグラフィック誌発行人)など、合計14名が名を連ねました。

受賞式では、鈴木氏がトロフィーを手にし、感想を語る姿が印象的でした。彼は、自動車を通じて文化を広げてきた経歴を振り返りつつ、その成果を他のコミュニティでも生かしていく意欲を示しました。

未来への展望



FIVAは今後も、環境問題に積極的に関与しながら、ヒストリックカーやクラシックモーターサイクルの保護活動を続けていく方針です。自動車文化の重要性を再認識し、次世代へと受け継いでいくための努力がこれからも期待されています。鈴木修氏が果たす役割は、今後ますます重要なものとなるでしょう。

会社情報

会社名
Fédération Internationale des Véhicules Anciens
住所
Villa Rey, Strada Val San Martino Superiore 27/B, 10131 Torino, Italy
電話番号
045-507-7838

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