リコージャパン、生成AIサービスに新機能を追加
リコージャパン株式会社が提供する生成AIサービス「RICOH デジタルバディ」が、新たに有償の「外部ストレージ連携」オプションとして、MicrosoftのSharePointとの連携を開始しました。この新機能は、多くのユーザーからの要望を受けてのもので、業務の効率化をさらに進めるものです。
RICOH デジタルバディの概要
「RICOH デジタルバディ」は、企業内に蓄積されたナレッジを最大限に活用し、最適な回答を生成するためのソリューションです。RAG(検索拡張生成)技術を基盤にしており、ユーザーはPDFやWordなどの既存のファイルをアップロードすることで、AIがそれらの情報を基に回答を生成します。
これまでの利用法では、各ファイルを個別にアップロードしなければならず、利用者にとって手間がかかるものでしたが、今回のSharePoint連携により、そのプロセスが大幅に簡略化されることになります。
SharePointとの連携のメリット
SharePointは、多くの企業でファイル共有や情報共有のプラットフォームとして利用されていますが、これとの連携により、ファイルを個別にアップロードする必要がなくなります。特定のフォルダを指定するだけで、その中に保存されているファイルが自動的に参照され、AIがそれに基づく回答を生成します。また、SharePoint上のファイルが更新されても、RICOH デジタルバディ上の情報が自動で最新のものに更新されるため、常に正確な情報を引き出せるようになります。これにより、情報更新の手間が大幅に削減され、業務のスピードアップが期待できます。
複雑さを軽減したデジタルバディ作成
「RICOH デジタルバディ」は、各業務や部門に応じて複数のデジタルバディを作成することが可能です。これにより、専門的な情報を必要とする部門向けに特化したAIを作成できるため、ユーザーはより効率的にデータを活用できるようになります。従来の方法と異なり、SharePointを使っている企業にとっては、面倒な設定を行うことなく、簡単にデジタルバディを導入できる点がポイントです。
お客様のニーズに応える
リコージャパンは、AIの活用を通じてお客様の目的やビジネス環境に応じたソリューションを提供することを目指しています。今回の「外部ストレージ連携」オプション提供は、そこでの重要な一歩となります。お客様は、自社のニーズに対応した形で、生成AIをより有効に活用できるようになることが期待されています。
お問い合わせ先
「RICOH デジタルバディ」に関する詳細情報や問い合わせは、リコージャパンの公式ウェブサイトをご覧ください。報道関係の方は、コーポレートコミュニケーション部までお問い合わせいただけます。
公式サイト
まとめ
リコージャパンが提供する生成AIサービス「RICOH デジタルバディ」が、新たにSharePointとの連携機能を加えたことにより、企業の業務効率化が進むことが期待されています。これにより、よりスムーズなデータ活用と、ナレッジマネジメントが可能になるでしょう。今後もリコージャパンは、お客様のデジタルトランスフォーメーションを支援するための新たなサービスを提供していくとしています。