フルーツ王国・岡山!白桃とブドウの魅力を徹底解剖!旬の味わい方から絶品レシピまで
「晴れの国」として知られる岡山県は、豊かな自然に恵まれ、美味しいフルーツの宝庫として知られています。その中でも、特に人気が高いのが白桃とブドウ。
今回は、岡山県が誇る2大フルーツの魅力に迫り、旬の時期に美味しく楽しむための選び方や食べ方、そして、プロの料理人が教える絶品レシピをご紹介します。
岡山県が誇る2大フルーツ!
岡山県を代表するフルーツである白桃とブドウは、どちらもその品質の高さで全国的に高い評価を受けています。
白桃は、明治初期に品種改良によって誕生し、全国でも珍しい袋掛け栽培によって、害虫や雨風から守られ、薄い果皮と豊かな香りを育んでいます。
一方、ブドウは、130年以上前に「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の栽培から始まり、高温多湿な日本の気候でも安定した品質のブドウを生産できる技術を確立しました。現在では、「シャインマスカット」や「ピオーネ」など、様々な品種が栽培され、その甘さとジューシーさで多くの人を魅了しています。
最大限に味わうために!美味しい白桃・ブドウの見分け方&おすすめの食べ方
白桃
美味しい白桃の見分け方
見た目: 形が左右均等で、青みが抜けきれいな乳白色のものが食べ頃です。
香り: 桃特有の甘い香りが豊かに広がるものがおすすめです。
感触: やわらかさを感じ、優しく触れると指に香りが移るものが良いでしょう。
果点: 桃の表面にある小さな点々は「果点」と呼ばれ、熟して糖度が高くなると現れます。岡山の白桃では、白い果皮に黒い点々があるのが特徴です。
おすすめの食べ方
保存: 直射日光の当たらない場所で常温保存し、食べる1~2時間前に冷蔵庫で冷やすと、より美味しくいただけます。
切り分け: 桃のおしりの部分に軽く十字に切り込みを入れ、熱湯にさっとくぐらせてすぐに氷水につけると、簡単に皮をむくことができます。
ブドウ
美味しいブドウの見分け方
ブルーム: ブドウの表面にある白い粉は「ブルーム」と呼ばれ、水分の蒸発を防ぐためにブドウ自身が分泌したものです。ブルームが濃いほど新鮮な証拠です。
おすすめの食べ方
追熟: ブドウは追熟の必要がなく、収穫時点で成熟しているので、購入後は早めに食べるのがおすすめです。
冷やし方: 食べる1~2時間前に冷蔵庫で冷やすと、甘さが増します。氷水で15分ほど冷やすと、さらに美味しくなります。
冷凍: 2時間ほど冷凍庫で凍らせると、シャーベットのようなシャリシャリ食感を楽しめます。
食べ進め方: ブドウは房の上部・外側の方が甘いとされているため、下部から食べ進めるのがおすすめです。
そのまま食べるだけじゃない!食卓で大活躍のレシピ
白桃とブドウは、そのまま食べても美味しいですが、その甘味や酸味、香りは料理にも最適です。ここでは、プロの料理人が教える、白桃とブドウを使った絶品レシピをご紹介します。
白桃
モモの白和え
材料 (4人分)
木綿豆腐: 1/2丁
白桃: 2個
青じそ: 2枚
クリームチーズ: 40g
ハチミツ: 大さじ3
レモン汁: 大さじ1
作り方
1. 木綿豆腐を水切りしておく。
2. 白桃を1センチの角切りにする。
3. 青じそを細く刻む。
4. ボウルに水切りした豆腐、白桃、クリームチーズ、ハチミツ、レモン汁を加えて和える。
5. 器に盛り、仕上げに刻んだ青じそをのせる。
やわらか白桃の冷製パスタ
材料 (2人分)
白桃: 1個
ミニトマト: 4個
モッツァレラチーズ: 50g
生ハム: 50g
オリーブ油: 大さじ4
レモン汁: 大さじ2
スパゲッティ: 160g
塩: 大さじ1
ブラックペッパー: 少々
レモンの皮: 少々
バジル: 少々
作り方
1. 白桃を半分にカットし、半分は一口大に切り、残りの半分はフォークなどでつぶす。ミニトマトは1cm角に切り、モッツァレラチーズは手で一口大にちぎる。生ハムは食べやすい大きさに切る。
2. 大きめのボウルにオリーブ油、レモン汁を入れてよく混ぜる。トロリとしたら、白桃、ミニトマト、モッツァレラチーズ、生ハムを加えて和え、冷蔵庫で冷やしておく。
3. 鍋に水と塩を入れて強火で熱し、沸騰したらスパゲッティを商品の表示通りに茹でる。ザルにあげて流水で冷やし、水気をしっかり取って②に入れて和える。
4. 器に盛り、ブラックペッパー、すりおろしたレモンの皮、バジルをちらす。
ブドウ
マスカットバター
材料 (4人分)
マスカット: 200g
有塩バター: 200g
グラニュー糖: 100g
レモン汁: 小さじ1
作り方
1. マスカットを半分に切り、種を取り除く。
2. マスカットを耐熱容器に入れ、グラニュー糖を加えて全体を軽く混ぜ、ラップをしてレンジ600wで1分30秒加熱する。
3. レモン汁を加え、小鍋に入れ、中火で焦がさないようにヘラで潰しながら5分煮詰める。とろみがついたら火からおろし、完全に冷ましておく。
4. バターをボウルに入れ、ヘラなどで細かくつぶした後、泡立て器でなめらかになるまでよく混ぜる。
5. バターに冷ましたマスカットを少しずつ加え、よくかき混ぜる。
ピオーネソースと鶏むね肉のBIGサクサクチキン
材料 (2人分)
鶏むね肉: 1枚(350g)
玉ねぎ: 1/4個
ピオーネ: 10粒
オリーブ油: 大さじ2
片栗粉: 大さじ2
塩コショウ: 少々
バルサミコ酢: 大さじ2
醤油: 大さじ1
はちみつ: 大さじ1/2
おろしにんにく: 小さじ1/2
作り方
1. 鶏むね肉を観音開きにして麺棒などでたたき、1cm程度の厚さにし、塩コショウを全体にふる。玉ねぎは薄切り、ピオーネは半分に切る。
2. フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、鶏肉に片栗粉をしっかりまぶして皮側を下にして入れる。蓋をして2分程度、鶏の皮がカリッと焼けるまで火を通す。裏返してもう片面も焼く。
3. キッチンペーパーでフライパンの余分な油をふき、玉ねぎを入れて軽く炒め、ピオーネ、バルサミコ酢、醤油、はちみつ、おろしにんにくを加えてトロミがつくまで煮詰める。
4. 鶏肉に③のソースをかけ、盛り付ける。
まとめ
岡山県の白桃とブドウは、その品質の高さ、そして、様々な料理に使える汎用性から、全国的に人気を博しています。旬の時期に、ぜひ岡山県産の白桃とブドウを味わってみてください。