スマートビル「Kaleidoscope」
2021-03-25 11:00:23
ロンドンに誕生した世界最高水準のスマートビル「Kaleidoscope」
ロンドンの新たなランドマーク「Kaleidoscope」
ロンドンのセントラル地区に新たに竣工したスマートビル「Kaleidoscope(万華鏡)」が注目を集めています。このビルは、ビルのインターネット接続環境を評価する「Wiredscore」で最高レベルの「プラチナム」スコアを獲得しており、デジタルインフラの質が非常に高く評価されています。さらに、建物の持続可能性を示す「BREEAM」でも上位10%に入る「Excellent」ステータスを取得しており、ビジネスの進展に貢献する環境が整っています。
「Kaleidoscope」は、急速に変化するソーシャルメディア業界において、理想的なオフィス空間として期待されています。柔軟性に富んだ造りのこのビルは、変化に迅速に対応できるワークプレイスとして、企業に新たな可能性を提案しています。
多様な文化が融合したユニークなデザイン
このビルの外観はカラフルで遊び心あふれるデザインが特徴です。ロンドンの多文化的な環境を反映し、ガラスと素焼きタイルを用いたファサードが時間や角度によって様々な色に変化します。このようなデザインは、周囲の環境との調和を考慮しつつ、美しさと機能性を兼ね備えた空間作りを目指しています。
さらに、ビルの内部からはチャーターハウス広場やマーケットの風景が望め、屋上のオープンスペースは訪れる人々にリラックスした環境を提供します。重要なのは、このビルがワーカーのウェルビーイングを促進することを意識して設計されている点です。
PLPアーキテクチャーのビジョン
「Kaleidoscope」の設計を手掛けたPLPアーキテクチャーは、建築デザインの新しい方向性を追求している企業です。彼らは、世界中から集まる多様な建築家やリサーチャーとともに、インタラクティブで協働を重視した空間作りに取り組んでいます。
同社のプロジェクトには、「世界で最も環境性能の高いスマートオフィスビル」と称されたアムステルダムの「ザ・エッジ」や、ワークプレイスの柔軟性を形にしたイギリスの「スカイ・セントラル」などがあります。これらのプロジェクトは、PLPアーキテクチャーが世界的なスタンダードを設定するためにどれほど努力しているかを物語っています。
PLPアーキテクチャー・ジャパンの取り組み
日本でも展開しているPLPアーキテクチャー・ジャパンは、2017年に設立されました。代表の中島雷太は、英国登録建築家として国内プロジェクトの設計やコンサルティングを行い、様々な講演を通じて建築の未来を探求しています。彼らは、社会と環境に対する強い責任感を持ち、新しいビルト・エンバイラメントの可能性を模索し続けています。
「Kaleidoscope」は、単なるオフィスビルに留まらず、未来のワークプレイスの可能性を広げる新たな試みとして、多くのビジネスパーソンにとって魅力的なスペースになることでしょう。ロンドンの新たなビジネスの中心として、多様性と創造性を重視するこのプロジェクトには、今後も注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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PLP ARCHITECTURE INTERNATIONAL LTD
- 住所
- 東京都渋谷区富ヶ谷2-19-8松濤マンション703
- 電話番号
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