日米学生による俳句の創作ワークショップ
2024年11月2日、東京都世田谷区に位置する昭和女子大学では、日本文化ワークショップ「Haiku for Peace by SWU x TUJ」が開催されます。このイベントは、昭和女子大学の日本語日本文学科とアメリカの州立テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)の日本語学科が協力して行うもので、日米の学生が共に参加し、俳句を通じて「平和」というテーマについて学び、創作活動に取り組みます。
平和をテーマにした俳句の魅力
「Haiku for Peace」というプロジェクトは、俳人である黛まどか客員教授の監修のもと、2022年にスタートしました。この取り組みの背景には、世界で一番短い文学である俳句を通じて、様々な抗争や争いを減少させたいという願いがあります。学生たちは、俳句を通じて平和についてさらに深く考える機会を得ることができます。
今回のワークショップには、昭和女子大学から11名、TUJから13名の学生が参加予定です。参加者たちは、アートや文学を通じて異なる文化や価値観に触れ、国や人々の多様性について意識を高めるでしょう。このような国際的な交流の中で、学生たちは言葉の壁を越え、新たな発想や表現を生むきっかけとなります。
昭和女子大学とテンプル大学の関係
昭和女子大学とテンプル大学は、2019年に近接するキャンパスへ移転したことを機に、連携を強化しています。両大学の学生は、ダブル・ディグリー・プログラムを通じて、異なる国の文化や教育を経験することができます。また、全学部の学生に対して授業履修や単位互換制度が設けられており、多様な学びの環境が提供されています。
さらに、両大学間での交流は、単に学問的な面だけではなく、文化的な交流としても広がります。このようなプログラムによって、学生たちは国際的な視野を持ちながら、平和の重要性について再認識し、自らの考えを深める機会を得られます。
取材申し込みについて
「Haiku for Peace」ワークショップは一般参加者向けには開放されていませんが、メディアの取材希望者は事前に連絡をすることで取材が可能です。昭和女子大学の広報部(電話:03-3411-6597、メール:
[email protected])へのお問い合わせを歓迎します。
このようなイベントを通じて、日米の学生が共に未来の平和について考え、創作活動に取り組む姿は、日本文化の素晴らしさと国際的な連携の重要性を再確認させてくれるものとなるでしょう。