日本医師会第160回臨時代議員会の成果と今後の展望

日本医師会第160回臨時代議員会

日本医師会（会長：松本吉郎）は、2023年10月4日に第160回臨時代議員会をリモート形式で開催しました。この会議の主な目的は、副会長と理事の選任であり、実際には福田稠熊本県医師会長が副会長、蓮澤浩明福岡県医師会長が理事に選ばれました。

この臨時代議員会は、釜萢敏副会長と福田理事が辞任届を提出したことを受けて convocated されました。日本医師会は9月1日に副会長の補欠選任および理事の選任について公示し、立候補者を募集しました。立候補の締切は9月13日で、候補者は福田熊本県医師会長と蓮澤浩明福岡県医師会長の2名が名乗りを上げました。

会議では、「第1号議案日本医師会副会長補欠選任・選定の件」および「第2号議案日本医師会理事選任の件」が一括上程され、松本会長が選任理由を説明しました。議案はどちらも過半数以上の賛同を受け、福田氏は副会長として、蓮澤氏は理事として承認されました。

新しい役職者の経歴

福田稠副会長は熊本県出身の79歳で、久留米大学を卒業後、熊本市医師会の副会長および会長を歴任し、平成22年から熊本県医師会長を務めています。また、平成24年から理事の職を1期果たした後、令和6年より3度目の理事を務めています。

蓮澤浩明理事は福岡県出身の77歳で、同じく久留米大学を卒業後、大牟田医師会の会長、福岡県医師会の副会長を経て令和4年から福岡県医師会長として活動しています。専門は精神神経科です。

両名の任期は2023年10月4日から令和7年度の定例代議員会の終了までとなります。これにより、日本医師会の運営体制が刷新され、今後の政策や事業展開にも影響が期待されます。