THREE WAVEオープン
2023-06-27 11:00:03
脱炭素社会への一歩!新たにオープンしたジビエ専門店THREE WAVE
THREE WAVEが目指す脱炭素社会への貢献
地球温暖化が進行する中、多くの国が脱炭素社会の実現を目指して積極的に取り組んでいます。その中で、SDGsに基づいた「持続可能な社会」や「社会課題解決」といったテーマが注目されています。これらの目標を達成するために、個人や企業ができることは何かを模索する中、食品業界においても新たな方向性が求められています。
オープンしたTHREE WAVE
そんな中、大阪府門真市に新たにオープンした飲食店「THREE WAVE」は、カーボン・オフセットに注目した食材を使うことで脱炭素に貢献するユニークなお店です。このお店は、徳島県内での幅広いネットワークを元に、地元の資源を活かすことで、持続可能な社会の実現を目指しています。
THREE WAVEは山と海のジビエ専門店で、豊富なメニューを用意しています。店舗の内装は、地域資源をふんだんに使い、温かみのあるデザインに仕上げられています。高架下に位置するため、STANDスタイルのシンプルながら機能的な空間が特徴です。
カーボン・オフセットとは?
「カーボン・オフセット」とは、日常生活や経済活動で出てしまう温室効果ガスの排出量を、何らかの方法で埋め合わせる取り組みを指します。THREE WAVEでは、徳島県で処分されるジビエや未利用魚(アイゴ)を利用し、食材からのCO2削減を目指しています。ジビエ肉は、自然環境で育った動物の肉であり、畜産業に比べて排出される温室効果ガスが少ないという特徴があります。
特に、ジビエ肉は近年、その品質や調理方法が改善され、料理の選択肢としても人気が出てきました。多様なメニュー間で選べる楽しさと、環境への貢献が融合したTHREE WAVEは、新たな食文化を生み出すことに挑戦しています。
海のジビエの利活用
海のジビエとして注目されているのがアイゴです。徳島県南部では、干物として消費されていますが、全国的には未利用魚の一つとされています。アイゴの内臓には特有の臭みがあるため、下処理による利用法の工夫が求められています。しかし、丁寧に下処理をすれば、その豊かな味わいは鯛に引けを取らないほどです。
美波町では、アイゴを活用した新メニューの開発に取り組んでおり、地域資源の消費を推進しています。THREE WAVEでも、アイゴを使用した様々な料理を提供しており、地元の特産品を楽しむことができます。
メニューの紹介
THREE WAVEでは、ジビエ肉を使った「イノシカバーガー」や「鹿メンチバーガー」、さらにアイゴを用いた「アイゴバーガー」や「アイゴのカルパッチョ」などバラエティ豊かなメニューがあります。これらの料理は、環境に配慮しつつ、美味しさにもこだわっています。
より良い未来のために
THREE WAVEは、ただの飲食店ではなく、地域の食文化を支えつつ、脱炭素社会の実現を目指す重要な存在です。今後もこのような取り組みが広がり、多くの人々が持続可能な生活を楽しむことができる未来を期待したいものです。お店を訪れることで、私たち自身が環境問題に対して何ができるのかを再認識するきっかけとなるでしょう。
店の公式ウェブサイトやInstagramを通じて、最新情報やメニューの魅力をぜひチェックしてみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社まめぞうデザイン
- 住所
- 徳島県海部郡美波町奥河内字寺前179-1
- 電話番号
-
06-4792-7270