不登校支援プロジェクト
2024-08-28 09:49:19

大学不登校に苦しむ12万人へ必要な情報を発信する新たな試み

近年、日本の大学では不登校に苦しむ学生が急増しています。推計では約12万人がこの状況にあり、自己否定感や生きづらさを抱えていると考えられています。このような深刻な問題に対抗するため、NPO法人TDU・雫穿大学の代表・朝倉景樹氏が立ち上がりました。彼は不登校経験者と共に、他に選択肢がないと感じる若者たちに希望を与え、サポートするためのクラウドファンディングを開始することを決意しました。

このクラウドファンディングは「大学の『不登校』を知っていますか?苦しむ12万人に選択肢を届けたい」というタイトルで行われており、2024年10月18日までの募集です。支援者には様々なリターンが用意されています。このプロジェクトは、大学での不登校を深刻な問題として捉え、必要とされる情報を広め、若者たちのサポートを行うための重要な取り組みです。

その背景には、「大学の不登校」が一過性の問題ではなく、多くの学生が自己否定感や生きる力の喪失といった根深い問題を抱えているという現実があります。国立精神・神経医療研究センターの研究によると、過去に不登校を経験した若者のうち再登校者の75%が自殺に至ったというデータも示されています。このことからも、単に学校に戻れば全て解決するわけではない、ということが明らかです。

朝倉氏は、今後のアクションとして、まず「生きづらさ」に関する情報を持つ関係機関との連携を強化していきます。一般大学の相談室と連携し、必要な情報を直接届ける手段を模索しています。また、特設サイトも充実させ、SNSや広告を通じて、さらに多くの人々への情報発信を行う予定です。

さらには、雫穿大学で無料のオープンキャンパスを開催し、若者たちが直接相談できる場を設けることも考えています。これにより、直接的なコミュニケーションを通じて安心感と支援の手を差し伸べます。

また、教育や生きづらさに関する問題にスポットを当てたデータベースの制作も進行中です。このデータベースでは、若者たちの悩みをより深く理解し、さまざまな問題を解決するための情報をまとめます。このような努力を通じて、TDU・雫穿大学は未来を担う若者たちが自己を肯定し、主体的に生きていく手助けを目指しています。

この取り組みには、多くの人の関心と理解が必要です。クラウドファンディングのページも開設されており、支援することで大学不登校の若者たちに新たな選択肢を提供する手助けができます。詳細は、公式サイトやSNSでの発信をチェックし、支援の輪を広げていきましょう。

【プロジェクト名】大学の「不登校」を知っていますか?苦しむ12万人に選択肢を届けたい
【実施期間】2024年8月19日~10月18日
【目標金額】2,000,000円
【団体名】NPO法人TDU・雫穿大学
【代表者】朝倉景樹
【公式HP】https://tdu.academy/


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