江の島ヨットハーバーの新たな風景
2021年12月23日、神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーに、夏のセーリング大会を振り返るためのエレガントなオブジェ「WAVE EMOTION in FUJISAWA」が展示されました。このオブジェは、テーマとして「空気をデザインする」というビジョンのもと、著名な空間デザイナー長谷川喜美とそのチーム、ベルベッタ・デザインによって創作されました。展示は、セーリング、波、風といった要素を巧みにモチーフとし、訪れる人々に大会の思い出を呼び起こすことを目指しています。
セーリング大会の舞台
藤沢市は、2021年に行われた国際セーリング大会の会場として選ばれました。大会は、新型コロナウイルスの影響で1年延期されましたが、熱い戦いが江の島の海で繰り広げられました。このオブジェは、その大会を記念するものであり、訪れる方々がセーリングや挑戦の精神を感じながら、振り返ることができる空間を提供しています。
夜の特別なひととき
展示は昼夜問わず楽しむことができますが、特に夜間(17時〜21時)には、関東三大イルミネーションとして知られる「湘南の宝石」と連携して、江の島ヨットハーバー内が美しくライトアップされます。オブジェもその光に包まれ、一層の美しさを引き立てます。煌めく光と共に、訪問者は今夏の熱いセーリングを思い起こし、感動を新たにすることでしょう。
長谷川喜美について
長谷川喜美は、国内外で数多くのインスタレーションや空間デザインを手がけてきた実力派の空間デザイナーです。彼女が手がけたデザインは、これまでに50を超える作品が展示され、多くの人々に感動を与えてきました。また、コロナ禍においても彼女の作品は人々の心に寄り添い、希望の光を投げかけることを意義としています。彼女自身もこのオブジェの展示に対し、「藤沢市、江の島に展示されることに非常に嬉しく思います。オブジェが皆さんの思い出に光を添えるきっかけになれば幸いです」と語っています。
展示情報
以下は、展示の日程と場所の詳細です。
- - 特別展示日程: 2021年12月23日(木)〜26日(日)
- 開場時間: 08:00〜21:00(ライトアップは17:00〜21:00)
- - 一般展示日程: 2021年12月27日(月)〜2022年2月28日(月)
- 開場時間: 08:00〜18:00(ライトアップは17:00〜18:00)
- - 場所: 江の島ヨットハーバー休憩棟内(東京1964大会聖火台の北西側)
この冬、江の島で美しいオブジェと共に、過去のセーリング大会の思い出を感じ、光の演出に癒やされる瞬間をお楽しみいただける機会です。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。