新たな挑戦、まんまるおにぎり
2023-05-17 13:56:54
蔵ダイニングの挑戦と改革、新たな事業「まんまるおにぎり」の誕生
蔵ダイニングの挑戦と改革、新たな事業「まんまるおにぎり」の誕生
コロナ禍がもたらした影響は、さまざまな業界に深刻な打撃を与えました。そんな中、株式会社蔵ダイニングが新たな一歩を踏み出しました。先代が築いた資産を大切にしつつ、新たな事業領域へ挑戦する姿勢が光ります。
事業継続の危機
蔵ダイニングは、社食事業を長年運営してきた企業ですが、コロナの影響で既存の顧客が大幅に減少し、事業継続に危機が訪れました。代表の吉田靖見氏は、現業を守ることに頭を悩ませる一方で、将来的なビジョンを見据えた新たな事業の立ち上げを決意しました。彼は「本当の理由は何か」「新たな価値をどう創造するか」と自問自答し、経営者としての使命に向き合うことから始めました。
KANDOとの連携
この新しい挑戦には、KANDO株式会社の高橋輝行氏が深く関わっています。高橋氏との議論を通じて、吉田氏は自らの思いを整理し、理想と現実を深掘りすることができました。KANDOのプロジェクトマネジメントは、考えを「理想」「現実」「推進」に区分けし、一人では解決できない問題を乗り越える手助けをしてくれました。
「まんまるおにぎり」の誕生
そして、彼が掲げた新たなブランドが「まんまるおにぎり」です。このおにぎり店のコンセプトは「炊き立て、出来立て、握りたて」。旬の新潟県産こしひかりを土鍋で炊き上げ、沖縄の天日干し塩を使用するなど、日本の家庭の優しさを表現しています。2022年11月に府中で第1号店をオープンし、多くの支持を得て、今度は若者が集う下北沢での期間限定販売を計画しています。
地域への貢献
この新規事業は、地域の人々に美味しい料理を提供するだけでなく、地元の雇用創出にも寄与します。また、吉田氏は「働きたいが働く場所がない」といった声に耳を傾け、「お母さんの温かさ」を社会に戻すことを目指しています。この思想は、KANDOとの連携によって具体化し、実現へと向かっています。
まとめ
株式会社蔵ダイニングの挑戦は、ただの企業の新規事業ではありません。この物語は、逆境の中でいかにして新しい価値を創造し、地域社会に貢献していくかの一例です。「まんまるおにぎり」は、その一つの象徴として、未来に向けて進んでいく姿勢を表しています。経営の苦難を共に乗り越えた者同士が、次の世代へとバトンを渡す姿は感動的です。これからの挑戦に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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KANDO株式会社
- 住所
- 東京都新宿区西新宿七丁目5番5号Plaza西新宿UCF4階
- 電話番号
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