京都府の方言ランキングで「えんばんと」が1位に!
株式会社CMサイトが運営するランキングサイト『ランキングー!』が、京都府の方言に関する興味深い調査結果を発表しました。9944人の投票によって選ばれた「意味が難しい京都府の方言ランキングPart2」では、普段なかなか耳にすることのない、ユニークな言葉が多数ランクインしています。
1位はまさかの「えんばんと」!
堂々の1位に輝いたのは「えんばんと」。「あいにく」「折り悪く」という意味を持つこの言葉は、多くの投票者から「意味が分からなかった」「円盤を連想した」といったコメントが寄せられました。京都で生活する人にとって身近な言葉かもしれませんが、そうでない人にとっては、まさに難解な表現と言えるでしょう。
2位から5位にも個性豊かな言葉がランクイン
2位には「おけんたい」(当然、当たり前)、3位には「こーとな」(地味で上品な様子)、4位には「せんぐり」(何度も)、そして5位には「あも」(餅)と、それぞれ独特のニュアンスを持つ言葉がランクイン。これらの言葉についても、投票者からは「字面から意味が想像できない」「初めて聞いた」といった声が上がっています。
これらの結果から、京都弁の奥深さ、そしてその多様性が改めて浮き彫りになりました。中には、日常会話ではあまり使われない、または地域限定的な言葉も含まれており、京都弁の持つ独特の文化や歴史を感じさせる結果となっています。
投票者のコメントから見える京都弁の魅力
ランキングサイト『ランキングー!』の特徴として、投票者によるコメントが公開されている点が挙げられます。今回のランキングでも、それぞれの言葉に対して多くのコメントが寄せられ、その中には言葉に対する驚きや戸惑い、そして京都弁への親しみや愛情が感じられるものもありました。
例えば、「えんばんと」に対しては、「京都の友人との会話で聞いたが、全く意味が分からなかった」というコメントがあり、他地域の人にとって京都弁がどれほど理解しづらいかを物語っています。一方で、「あも(餅)」に対しては、「想像つかない」というコメントがある一方で、「子どもの頃から使っている言葉だ」というコメントもあり、世代間での言葉の使われ方の違いも見て取れます。
これらのコメントは、単なるランキング結果以上の価値を持ち、京都弁の理解を深める上で重要な手がかりとなります。
京都弁の奥深さを再発見!
今回のランキングは、京都弁の奥深さ、そしてその多様性を改めて認識させるものでした。普段何気なく使われている言葉にも、意外な意味や歴史が隠されていることを知ることで、地元への愛着が深まるだけでなく、他地域の人々にとっても京都への理解を深めるきっかけとなるでしょう。
ランキングー!では、他にも様々なテーマのランキングを公開しているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
参考URL:
* 京都弁!意味が難しい京都府の方言ランキングPart2:https://rankingoo.net/articles/local/04230a