『デザインのひきだし56』発売記念の特別展が京都で開催！

この秋、デザイン愛好家必見の展示会「『デザインのひきだし』のひきだし展」が、堀川新文化ビルヂングギャラリーNEUTRALで行われます。このイベントは、10月に発刊された『デザインのひきだし56』の発売を記念するもので、11月8日から30日までの期間にわたって開催されます。特に、56号では「魅惑の紙プロダクト製作ガイド・2026年版」と銘打ち、さまざまな紙製品の制作に役立つ情報を提供しています。展示では、最新号の制作過程を覗くことができる貴重な資料や、バックナンバーの表紙の色校正なども展示され、訪れる人々にとって興味深い体験となるでしょう。

また、紙プロダクトの実物サンプルも展示され、実際に手にとって見ることができる貴重な機会です。この展示は、一般的に知名度の高い紙製品から、それに付随する専門的な情報に至るまで、幅広い内容が詰まっています。特に、どこに依頼するか分からない方や、素材や制作にこだわりたいと考える方に向けた魅力的なガイドとして機能します。紙製品に関する最新のトレンドや技術を知りたい方々には、必見の内容が詰め込まれています。

なお、開催中の特別イベントとして11月15日には、編集長の津田淳子さんによるトークイベントが予定されています。トークショーでは、最新号に関する様々な裏話や制作のこぼればなしが語られる予定です。この貴重な機会に是非、直接質問を投げかけ、津田編集長からの回答を受け取ることで、より深く『デザインのひきだし』の魅力を理解してみてはいかがでしょうか。

トークイベントは有料で、会場参加は1,500円、オンライン視聴は1,100円です。参加申し込みは公式サイトから行えますので、事前にチェックしておくと良いでしょう。また、トークイベント後には、津田編集長のサイン会も開催され、購入した書籍にサインをもらうことができる貴重な機会です。本展示に参加することによって、デザインや紙プロダクトに対する理解が深まるだけでなく、ネットワークを構築できる可能性も秘めています。

さらに、毎日開催されるワークショップも見逃せません。参加者は自身だけのノートを作る製本ワークショップや、活字を使った栞作りを体験できる機会があります。予約不要で当日参加も可能ということで、気軽に参加できる点も嬉しいポイントです。材料費も含まれているため、手軽にデザインの世界に飛び込むことができます。

最近では、紙の使用が減少しデジタルが主流となりつつありますが、一方で紙製品の温かみや繊細さに再注目が集まっています。本展は、そのような流れを受けて、紙を使ったクリエイティブなプロダクトとその魅力を再発見する場となるでしょう。ぜひ、会場に足を運び、デザインに対する感性を刺激される体験を楽しんでください。