家族の交流を新たにするアプリ「Hachi」の魅力

「Hachi」でつながる家族の絆

ウィズコロナ時代、私たちの生活や人とのつながりが大きく変わってきました。そんな中、家族のつながりを保つための新しいアプローチとして、家族のためのアプリ「Hachi」が注目を集めています。このアプリは、Apple WatchとiPhoneを組み合わせて、家族を見守ることができるサービスを提供します。

家族の見守りを可能にする「Hachi」

「Hachi」は、離れて暮らす家族をつなぐツールとして機能します。特に年齢や健康に不安のある家族に、Hachi設定済みのApple Watchを使用してもらうことで、見守る側は心拍数や活動量、位置情報などのデータをほぼリアルタイムで把握することができます。これにより、離れていても心配せずにはいられない日常に安心感をもたらします。さらに、見守りたい家族に対して、人数制限がなく、追加料金の支払いで複数人を見守ることもできるのが特徴です。

見守りの要素として、Apple Watchは心拍異常や転倒の際に通知を送る機能も搭載しています。これにより、万一の事態にもすぐに気づくことができ、見守る家族にとって安心材料となります。

超高齢化社会を背景にした開発

現在の日本は超高齢化が進み、独居者も増加する一方です。65歳以上の高齢者が家族と離れて過ごすことが多くなり、心配を抱える家族が増えています。この状況において、「Hachi」は新たなサービスとして大きな意味を持ちます。従来の見守りサービスに比べ、Hachiは屋内外問わず使用できるため、必要な時にリアルタイムで情報を受け取ることができるのです。

開発の背景：実体験から生まれた想い

「Hachi」は、開発者である大西氏の実体験が起点となっています。遠く離れた実家の両親を常に心配していた彼は、家族をもっと簡単に見守る手段を模索し、「Hachi」を生み出しました。母親自身も実際にHachiを使い、自分の健康状態を配慮されながら、遠くにいる家族との大切なつながりを感じています。利用者からは、新しいコミュニケーションの形が生まれ、楽しい連絡が増えたとの声も寄せられています。