HTBグループの子会社が社名を変更
北海道テレビ放送(HTB)の子会社である株式会社ディ・キャストは、2025年1月1日付で社名を「株式会社HTBデジタル」に変更することを発表しました。この変更に伴い、コーポレートロゴも新たに刷新され、未来に向けた新しいスタートを土台にしたビジョンを打ち出しています。
新社名の意義
2000年に設立されたディ・キャストは、データ放送の制作やITシステム開発、Webサイト制作など様々な事業を展開してきました。しかし、デジタルの進化が進む昨今、単なる放送事業を超え、より多様化する顧客ニーズに応えることの重要性が増してきています。社名変更は、HTBグループ内でのデジタル事業の強化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目指してのものです。
新しいロゴに込められたメッセージ
今回発表された新しいコーポレートロゴは、デジタルの力を強調した五角形のデザインが特徴です。この形状は、信頼できるデジタル情報を「四角いテレビをデジタルで多角的に」というメッセージを表現しています。また、五角形のデザインは、デジタルの頭文字「D」をも思わせ、社会の発展に寄与する理念を体現しています。加えて、青色の爽やかな印象は、これまでの基盤をベースに新たな挑戦を切り拓くという決意を示すものです。
HTBデジタルのビジョンとミッション
新たにHTBデジタルとして歩み始めるにあたり、会社は明確なビジョンを掲げています。まず「デジタルのチカラでメディア空間を豊かにし、安心でユメあふれる未来をつくる」というもの。これを実現するために、企業や個人をつなぐ架け橋としての役割を果たしつつ、メディアの信頼性を高め、安全で安心な情報社会の実現を目指します。また、技術力とクリエイティビティを駆使して、ユーザーにとって魅力的なコンテンツを提供していくことも掲げています。
会社概要
- - 旧社名:株式会社ディ・キャスト
- - 新社名:株式会社HTBデジタル
- - 本社所在地:北海道札幌市中央区北1条西1丁目6番地(HTB本社6階)
- - 代表取締役:髙田健司
- - 事業内容:ITシステム構築、運用・保守、Webコンテンツ制作、データ放送コンテンツ制作、DVD/BDオーサリング、オンライン会議の運用支援
- - 設立:2000年1月12日
- - 資本金:4,500万円
- - 株主:北海道テレビ放送株式会社100%
- - Webサイト:HTBデジタル
HTBデジタルの新しいスタートは、デジタル領域におけるサービスの多様化を目指し、さらなる成長と未来へ向けた挑戦を予感させるものです。