東京都商店街支援
2018-06-01 15:40:01
東京都が商店街の新規開業を支援する助成事業を開始
東京都中小企業振興公社が、新たに商店街での開業を目指す事業者が享受できる支援プログラムを発表しました。この助成事業には、「商店街起業・承継支援事業」と「若手・女性リーダー応援プログラム助成事業」の二つがあります。これは、商店街の活性化を目的としており、出店を新たに検討している事業者には心強い支援となるでしょう。
まず、商店街起業・承継支援事業についてですが、このプログラムでは最大で580万円の助成が受けられます。一方、若手や女性のリーダーを対象とした応援プログラムでは、さらに助成金の上限が730万円に設定されています。これにより、昔の店舗の後継者を見つける際も、新規の店舗を開く際も大きな支えとなるでしょう。
助成対象となる経費には、店舗の新装や改装工事費用、機材や備品の購入費に加えて、なんと2年間の店舗賃借料も含まれます。これは、賃貸借契約を行う際の圧迫感を和らげる効果があるため、特に新しく事業を始める方には非常に嬉しいポイントです。ただし、賃借料のみの申請はできない点には注意が必要です。
対象業種は一般消費者を対象としたBtoCの事業に限定されており、小売業や飲食サービス業、さらに生活関連サービス業など、広範囲の業種が含まれています。これにより、商店街の活性化を図りながら、地域の特性を活かしたビジネスの発展を促進する狙いがあります。詳細については、募集要項を確認することをお勧めします。
昨年度の助成金は予想を超える数の申請が寄せられたため、早期に予算が枯渇しました。これを受けて、今年度は店舗新装や改装工事に関する助成額を増やすなど、申請者のニーズに応える形で変更を加えています。これにより、多くの方々が新たに商店を開く動きが期待されています。
助成金の第3回募集は9月25日から行われる予定ですが、予算が尽き次第締切となる可能性もありますので、興味のある方は早めの申し込みを推奨します。申し込みのためにはあらかじめ登録が必要となりますので、注意が必要です。
この取り組みは、都内商店街の活性化を促進する重要な一助となることが期待されています。これから新たに商店街での開業を考えている方や後継者を探している方は、どうぞこの機会を逃さず活用してください。
申請手続きについての詳細や助成金の条件については、東京都中小企業振興公社の公式ウェブサイトで確認できます。また、空き店舗を探すための便利なナビゲーションサービスも用意されていますので、ぜひチェックしてみてください。支援制度の活用が、地域経済の活性化に繋がります。どのような店舗を開くか、何を提供したいのか、夢を実現させる絶好のチャンスです。
会社情報
- 会社名
-
公益財団法人東京都中小企業振興公社
- 住所
- 東京都千代田区神田佐久間町1-9
- 電話番号
-
03-3251-7895